JAXAはさぞかしホッとしているだろう。
かつて米ソが競い合っていた頃の宇宙開発は、
宇宙に早く行く、
月に着陸する、
火星までロケットを飛ばす、という様な、
進出の早さを競うものだった。
だが昨今の宇宙開発は、
攻撃や防御の為に、
宇宙からの監視が目的になっている。
衛星の多くが上空から睨みをきかせている。
つまり、その遅れは、
即、防衛力の低下に繋がる世の中になってきているように思う。
勿論それだけではない。
大災害が起きた時も、
携帯電話が繋がらなくても、
衛星電話なら使えるだろう。
道路や線路が寸断されても、
ナビシステムが使えれば、
現在地を確認できる。
それを考えても、
自前で安定的に衛星を打ち上げられる能力は、
これからの世の中では必須だろう。
昨年3月の打ち上げ失敗から、
JAXAの皆さんは、
凄く頑張って来られたのだろうな、と思う。
まずはおめでとうございます。