胸打つ記事/女優・原知佐子さん | 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba

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女優・原知佐子さんの遺作となった主演映画記事(享年84歳/御主人様が"実相寺昭雄監督"と知り驚きました)



原さんが主演を務められた「のさりの島」(山本起也監督)は、オレオレ詐欺の受け子と老女の間に生まれたな奇妙な関係を描いているそう。
さらに、監督が原さんの女優魂について驚いたことが3つあったとお話されています。



①クランクイン前に衣装合わせも兼ねた打ち合わせをと思っていた矢先、原さんの入院が判明。ご本人から連絡が入り衣装合わせは予定通り行う。退院したのち、撮影地である天草で合流し、無事クランクインする。

②何十回と撮影テイクを重ねるもOKが出ない。昼休み、ご本人から一人にして欲しいと申し出があり1時間の休憩。休憩後に現れた原さんは役どころをつかみ、撮影もスムーズに。そんな姿を目の当たりにし驚かされた。

③撮影から1年も経たず、2020年1月19日に逝去されたことを知る。
役を練り直され、現場に向かう時のお気持ちはどんなだったのだろう。

もし私だったら?
うん。尻尾を巻いて逃げはしない。

魂の表現を観てみたいと思った。

【のさり】とは天草地方に伝わる言葉で、いいこともそうでないことも、自分の今ある全ての境遇は天からの授かりものとして否定せずに受け入れることを意味する。(←記事から引用させていただきました)


〜追記〜
実相寺監督作品の中で「#帝都物語」「#屋根裏の散歩者」「#D坂の殺人事件」が好きで、何年か前には読書好きの次男のアドバイスで原作を読んでみたりもした。(「#曼荼羅」は #ATG作品 だと補足もしてくれた)

なかなか疲れ、本にも相性があるんだと実感。ここは読書嫌いにならない為にも、無理は禁物と自分に言い聞かせ、いまだ自分から遠のかせています。いつか読める日が来るまでと。