ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020/閉幕 | 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba

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【インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門】


📍審査委員長:佐々木浩久さん
📍審査員:チョン・ジウクさん
📍審査員:黒沢あすか


14時半からスタートした『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020』閉幕しました。


【ショートフィルムコンペティション部門】

👑グランプリ「歩く魚」テッサ・マイヤー監督

🎊優秀芸術賞「ビハインド・ザ・ホール」
             シン・ソヨン監督

🎊優秀芸術賞「シェア・ザ・ペイン」
               中嶋駿介監督

🎊優秀芸術賞「ザ・バーバー」
         セルゲイ・プディッチ監督




【ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション】

👑グランプリ「湖底の空」佐藤智也監督

🎊シネガーアワード賞「湖底の空」佐藤智也監督

🎊北海道知事賞「Cosmetic DNA」
             大久保健也監督

🎊審査員特別賞「Crazy World」
             ナブワナIGG監督



という結果になりました。



みなさまの予想通りでしたか?それとも、あの作品が入らなかったのか!と、声が出ちゃったりしましたか?


審査員という立場で責任を持って見ることは心苦しいものがありました。

どの作品も個性に溢れ、勝敗を決めるなんて本当に難しすぎました。


個人的に心惹かれた作品として、
「カタツムリ」都楳勝監督作品を挙げたいと思います。

見終わって調べていくと、カタツムリは『雌雄両性体』であることが分かりました。

主人公ふたりの関係性とカタツムリの生態を重ね合わせてふたたび見ると、まるで糸を引くような表現、主人公ちほちゃんのもどかしさが私の琴線に触れてきました。

これからの彼の作品に注目していきたいですし、益々がんばっていい作品を作って欲しいと思います。

ショートフィルムコンペティション部門は
【可能性】と【挑戦】の宝庫です。


そして、


【ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020】関係者の皆様、審査員の大役を務めさせていただきましたこと感謝申し上げます。ありがとうございました。

黒沢あすか