ゆうばり〜小屋めぐり⑦〜 | 黒沢あすかオフィシャルブログ「Asukamera」Powered by Ameba

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「セーラー服と機関銃」(1981年)
相米慎二 監督作品



私が10才になろうという時に公開された名作




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「人間の証明」「戦国自衛隊」「時をかける少女」・・・



角川映画に魅せられていたなぁ



でも私はリアルタイムで「セーラー服と機関銃」を観てはいない



テレビ放送されるのを待っていた派



劇場に行けるほどお金を持っていなかったし、



バスや電車の乗り継ぎに不安があって、藤沢駅に出掛ける勇気がなかった



テレビ放送された時、画面に映し出される薬師丸さんに"ゴロッとしたじゃがいものような人だ"と感想をもった



観終わったあとには最初の印象など吹っ飛び、



なぜ薬師丸さんが選ばれたのか、子供心に分かった気がした



"化ける"
そう。化ける人が選ばれるんだ



お話の最後にはキラキラしていられる事が大事なんだって



忘れられない作品のひとつとなった



そして



マセていた私は渡瀬恒彦さんと風祭ゆきさんの絡みをみて、



大人の男の野生にズキッときて、どっきんどっきんしたこと


女は色っぽい必要がある、とミョーに力の入った考えになった記憶がある



その影響かどうかはもう忘れているが



中学生から
ブルージーンズに白シャツ、ハイヒールをつらぬき


母親にかわいくない!と、



かなり嫌がられたことはしっかり覚えている