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↑〈雀野 日名子さん著「太陽おばば」〉

主人公・水瀬 耶知子（みなせ やちこ）御年６７歳が、

おひさまの香りを含んだ不思議な風を起こし、死の淵に立っている者、すでに命の灯りがとぼれた者との心のすれ違いを説いていく話。

大それた力はいらないけど、

人の気持ちを汲むことのできる人間でありたいと思う。