どうも。
我が家の大黒柱が先週から社員旅行でおりませんで、鬼のいぬ間に部屋を片付けました。
1日1か所で(笑)
1日目は靴箱と収納ケース
2日目はキッチン
3日目も残りの収納ケースとクローゼットの中を。
それぞれいらない物を捨てました(捨てるの大好き!)
あ、旦那ちゃん。
お前さんの洋服は捨ててないから安心しちゃって。
そんな私ですが、
本日勇気を振り絞ってこれらを始末しました。。。。
私の分身。。。。
映画雑誌・映画辞典
であります。
私、中1から洋画にハマりまして。中学3年間「SCREEN」「ROADSHOW」を毎月購入してました。
あれって1冊700円するのね!
中1の私からしたら毎月1400円の出費は痛かったのね。
けど、ネットで中古の映画雑誌を買ったり、古本屋さんを巡ったり。
なぜ、あれほどに夢中になっていたのでしょう(現実逃避できるから?)
さて、そんな雑誌も、結婚を迎え全て処分するよう母に言われ(と言うか、うちにはもう置いていかないでよと言われ、狭いアパートにそんな収納スペースもなく)
やむなく厳選して、ほとんどのものは泣く泣く捨てたのでした。
しかし、私の映画の素晴らしさを教えてくれた「ブラッドレンフロ (薬物中毒により2008年、25歳の若さで他界)」とその後好きになった誰もが知ってるレオンのナタリーポートマンの表紙のものだけは処分できなかったのね。
しかーーーーーーーし!!!
本日それも始末しました。
ブラッドレンフロ。。。
↑マイフレンドフォーエバーの主役と言うとピンとくる人も多いかもです。
不良っぽさと影のあるところが魅力でしたね(誰に向けて?)
本当に好きだったのねーーー。
やっぱり男性は明るいひょうきん族よりも影のある方がセクシーで素敵という私の論理にぴったりあてはまるお方でした(お前だけって?)
そんな私は明るいひょうきん族。おほほほほ。
お日様照っても影なんてできないよー。
で、つなぎとめていたものっていうのが、私中学校は1年程行ってない時期がありまして(え。いきなり絡みづらいネタ)その時に出会ったのがレンフロで、後に私が留学するきっかけにもなったのだけど、
要は、日本にいても私は何も変わらない!とか何とか思ってた青臭い時期があって(もうマジで笑ってもらっていいから、本当に臭いからにおうからー)
結局行って素晴らしい経験にはなったけど、本質的なところってやっぱり自分のまんまなわけで。
それで、年齢を重ねて色々な事が変化して、若い頃に
「映画のプロデューサーになるんだ!」って大きな夢見てた頃。
本当に実現できると信じて疑ってもなかったあの頃。
27歳っていうなかなかよいお年頃にもなって、夢とか何とか語るよりも、今生活するために何をするべきか、常に現実と向き合いながら生きてきて、夢見ることも忘れてた。
と、そんな時にこの雑誌の表紙を見ただけで、その気持ちをつなぎとめてくれてたわけ。
だけど、すがっていても仕方ないのかなー。
と思いなおして、本日処分したのです。
が、実は縛ってベランダにおいてる状態なので、また部屋に戻すかも(笑)
ちなみに旦那ちゃんが以前
「今の生活に不満があるわけじゃないけど、何か、こんな平凡なまま俺は死んでいくんかなと思うことがある」
と、打ち明けてくれた?というかそんな話をしてくれた時
「男は名を残したいよね」とえらく共感できたので、盛りあがったのですが
「映画作りたい!」と言うもんで、一瞬目と鼻の穴が広がったのですが、すんごーーーーーくわかるよ、その気持ち。と思ったので、
じゃぁ頑張ってみなよ。
と言ったけど、あれからやっぱり映画はできていなかった(笑)
それでもきっと、
「何かこう・・・・すげーでかい事して名を残して死にたい」気持ちは生きてるはずなので、別の形で残してくれることを期待して(っていうかまだ死なないでほしいのが先だけど)
それは男にある特徴だろうけど、女の私もすごく実は、理解できちゃう想いなのよ。と感じました。
そしてそれを真面目に話す旦那ちゃんが、素敵だなと思ったのでした。
妻としては、とことん応援しよう、何をやるにしても(多分)