あすかの会 4四月 (兼題 春惜しむ 集)
会 長 大本 尚
ゲスト参加 武良竜彦講師
※推奨句は推敲後も含む
音もなく離合集散蝌蚪の国 準々高得点句
不夜城のごときビル春惜しむ 武良講師推奨句
生くものの影を大地に帰る鳥 武良講師推奨句
惜春や伏目がちなる裸婦の像
※ ※
野木主宰特選句
集合は若葉のあの木同窓会 ひとみ 準高得点句 大本会長・武良講師推奨句
武良講師特選句
全集に薄き春塵子供部屋 玲 子 最高得点句 大本会長推奨句
※
最高得点句
全集に薄き春塵子供部屋 玲 子 武良特選句
準高得点句
集合は若葉のあの木同窓会 ひとみ 野木主宰特選句 大本会長・武良講師推奨
それとなく歩幅合わせて春惜しむ 孝 子 野路主宰・大本会長推奨句
惜春のやはらかき音夜の雨 ひとみ 野木主宰・武良講師推奨句
集魚灯消して帰港す春の暁 悦 子 野木主宰推奨句
※ ※
尚
旅の途は小雨に濡れて春惜しむ 武良講師推奨句
集合はハチ公前の風光る
ひもすがら海を眺めて春惜しむ
春惜しみつい口に出る独り言
蟻のごと集く人人花の下
典 子
「僕です」と集ふ教へ子四月かな 野木主宰推奨句
惜春や吉野を忍静の舞 野木主宰推奨句
あたたかや命名書もある作品展
駆けつけし子は腰越よ風光る
命日は四月末日満福寺
玲 子
全集に薄き春塵子供部屋 最高得点句 武良特選句
にはたづみ丸く縁取る花の屑 武良講師推奨句
緩急の流れのままに風光る
溢れたる躑躅古刹を染め上げて
いつ知らず集ふ公園花の昼
悦 子
鯥五郎跳ねて泥の目沖遠し 武良講師推奨句
集魚灯消して帰港す春の暁 準高得点句 野木主宰推奨句
夕桜ふりむく媼の薄化粧 野木主宰推奨句
跳び箱に思ひを残し卒業す 武良講師推奨句
待ちに待つ遠流の島の遅桜
みどり
野も人も越後なりけり春惜しむ 武良講師推奨句
八方に残雪の山水匂う 大本会長推奨句
かたかごの花集ひゐる納屋の陰
野仏に隠るるやうに残る雪
ひとみ
集合は若葉のあの木同窓会 準高得点句 野木主宰特選句 大本会長・武良講師推奨句
惜春のやはらかき音夜の雨 準々高得点句 野木主宰・武良講師推奨句
母生れし近江の湖や春惜しむ 武良講師推奨句
棚一杯全集の書肆日の永し
ぶらんこは二つ三人目の男の子
孝 子
それとなく歩幅合わせて春惜しむ 野木主宰・大本会長推奨句
夜桜や妖達の集ふ声 大本会長推奨句
譲り受く湯指ぬきゆるく花ミモザ 武良講師推奨句
竜神のごとき木肌や松の芯
花を愛で枝ぶりを誉め旅三日
◎ 通信参加 ◎
市 子
川音に身をのす岸辺春惜しむ 武良講師推奨句
ひとり来て古木のもとに春惜しむ
春惜しむ鳥語に耳を傾けつ
糸通す針に集中春燈下
根の強き春草を摘み集めむ
かづひろ
水音を集めては鳴く河鹿かな 武良講師推奨句
日に二本列車来る駅春惜しむ
友忍ぶ心ひたすら春惜しむ
数を生み大きさ集め石鹸玉
野遊びのコースを結ぶ二社一寺
き よ
集落は天空の里木の芽時 武良講師推奨句
音読の中也の詩集春惜しむ 武良講師推奨句
春の日や藻草艶やか潮溜 武良講師推奨句
囀りや昔をかたる四人組
ママの撮るスーツ姿のランドセル
○ ゲスト参加
竜 彦
溺れたき哀しみもある穀雨かな 野木主宰推奨句
狂へない時計は哀し目借時
苗代時廃れしままの労働歌
花唄ふ貴賤問はずの万葉集
惜春の河岸の我が歩速からず



















































