「恋文騒動」(1947年作品)感想 | 深層昭和帯

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映画、ドラマ、アニメ、特撮など映像作品の感想を中心に書いています。

ウィリアム・D・ラッセル監督によるアメリカのラブコメ映画。出演はモナ・フリーマン、ジョーン・コールフィールド、ウィリアム・ホールデン。

 

 

<あらすじ>

 

ウィルキンス家の22歳の娘ルースを訪ね、陸軍航空隊のウィリアム・シークロフト中尉がやってくる。まったくの初対面なのに彼は馴れ馴れしく、ルースとも顔馴染みのように振舞う。両親はもとより当のルースも彼を知らないので困惑するばかり。

 

それもそのはず、ルースの妹のミリアムが、姉の名を語って彼と文通していたのだ。そうと知ったルースは怒ったものの、軍人ですぐに戦地に戻らねばならないウィリアムを気遣い、ミリアムが用意したデートに付き合うことになった。ルースの婚約者アルバートは気が気でない。

 

しかもウィリアムは内地勤務となり、戦地に行かないことになってしまった。ルースは気まずかったので、結婚は出来ないとだけ答えた。落ち込むウィリアムに、ミリアムが本当のことを話す。自分が勘違いしていたことに落ち込むウィリアムは、ウィルキンス家を去った。

 

だがルースはやはり彼のことが気になり、ウィリアムと結婚してフロリダに住むことになった。

 

<雑感>

 

あらすじだけ読むと、だったらミリアムと結婚すればいいじゃないかと思われるかもしれないが、ミリアムはまだ16歳のティーンエイジャーなのだ。高校生だが、かなり子供っぽく描いてあって、見ればミリアムには代わりが務まらないとわかる。

 

☆3.2。アルバートさんはお気の毒だったな。