美味礼賛、ガストロノーム、料理とビーズ | 【大阪のビーズ教室】とある北摂アクセサリー教室講師・デザイナーのブログ【アクセサリー教室・箕面・高槻・池田・堺市・豊中・泉北】

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足立あす香主宰のアクセサリー・ビーズ教室Shanti活動録。
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初めての方も可愛いアクセサリーが簡単に♪

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こんにちは♪
今日もブログ見て下さって
ありがとうございます キャッ☆ Wハート
大阪府北摂(箕面市)のビーズアクセサリー教室Shanti(シャンティ)、アクセサリーブランドPrana(プラーナ)のデザイナー兼講師、足立あす香です♪


最近読んだ本と、ビーズについて。

『美味礼賛』を読みました。
最近辻調(辻調理専門学校)の創始者、辻静雄の料理に費やした半生を綴った伝記小説です。

日本にほんまもんの西洋料理がまだなかった時代。
西洋料理と言えば、オムライスにナポリタン、一流のシェフでさえ胡椒をミルから使わず、タイムやローズマリーといったハーブがまだ日本になかった時代。

そんな時代にひょんなことから記者を辞め、料理学校の先生になってしまった辻静雄が、生涯を、そして生命を賭して本物のフランス料理を日本に普及していくお話し。

本物とは何か。
本物を作る上で何をすべきか。
フランス料理の明治維新、文明開化がいまここに始まる!(笑)


美味礼讃

美味礼讃
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まぁ、こんな感じの文章だったんです。
ものすごい熱いですよー。
縁もゆかりもない場所にぽーんと行って、その素直な探究心で名だたるフランスのガストロノーム(美食家)と縁をつなぎ、フランスのお城を買い取って辻調のフランス校を作ってしまう、その行動力、情熱、探究心。
胸アツです。
辻静雄さんは最後はフランス料理の食べ過ぎで内臓壊して死んじゃいます。

どのジャンルであれ、その分野の先駆者の話って、ものすごくわくわくします。
サントリー創始者の鳥居信治郎の伝記、『美酒一代』で、ワインやウイスキーを日本に広めていった話を読んだ時のわくわく感
『天地明察』で渋川春海が日本のずれつつあった暦を改め、研究し、貞享暦を作成、認めさせた(暦は統治に関わるので、現行の暦を取りやめ、新しいものを採用するのにものすごい抵抗があったようです)時のわくわく感・・・それに通じるものがあります。

「日本の夜明けぜよ!」
・・・って叫びたくなる(笑)


辻静雄はあくまで学校の経営者であって、ガストロノームであり、料理人ではないんです。
フランス料理のホンモノを作るのに必要なのは、料理の最終的な完成した味のイメージ、知識ということで、一流のフランス料理を食べに食べ、調理法と味を研究し尽くしました(作る方も基本的なことはできたようです)。

腕の良い料理人は沢山いても、最高のもの、本物を作るのには腕だけではいけない、その舌だ。
ミシュラン三ツ星のフランスのピラミッドというレストランがあって、その料理長フェルナン・ポワンが亡き後、星の数を落とさず経営できたのは彼の奥さんであるマダム・ポワンが彼の味を覚えていて、料理人たちの料理の味のチェックをしたからだそうです。
彼女自身は料理人ではもちろんありません。


これ読んでてビーズについても色々と思ったんですが、やはり本物を知るっていうのはとても大事なことだなぁと思いました。
以下私がしている本物を知るための取組。

●ハイジュエリーをその目で見る
gimel(ギメル)やVan Cleef & Arpels(ヴァンクリーフアーペル)といった超一流ジュエリーブランドの、その中でもハイジュエリーといわれるものを実際に見る。
特にgimelの日本人的な繊細な色使いは大好きです。

●美術館に通う
私が見た中ではシャガール展、若冲展、曽我蕭白展とか最高でした。
本物の迫力、ニュアンスって違う・・・
全部好きな作家なので見に行ったのですが、心に今でも衝撃が残ってます

●アーツJクラフツ展の作品年鑑を見る
この年鑑に載っているのは間違いなく最高のビーズジュエリークリエーターさん達ばかり。
一冊5,000円近くするんですが、最近この本を集めだしました。まだ所有していない年のもあるのでこれから見るのが楽しみです。
今度現地で生で見たいなぁ。
いつかこの作品展に出品できるようなジュエラーになりたいなぁと思います。

●登山、旅行等
そこでしか見れない自然の雄大さ、繊細さ、エスニックな建物等はインスピレーションの宝庫!


そんなこんなで、この本読んで余計に本物を沢山みて、目を肥やしていきたいなぁと思いました。


あと、ビーズって料理の素材に似てるなーと思います。
もちろん腐ったりしないんですが、その素材を知らないと良い料理は作れないし、ビーズにも素材の良し悪しがある(外国製のシードビーズに比べて日本製のシードビーズ、綺麗に揃っていて最高です!スワロフスキーの耀きも好きだし、チェコの暖かい雰囲気も好き。天然石ビーズこそ素材の良し悪しは顕著)

素材(もといビーズ)を知らなかった頃、できる料理(もといアクセサリー)の幅は今と比べてすごく狭かったように思います。
素材に適したシーン、調理法(編み方、仕立て方)を学んでいくうちに、素材(ビーズ)になじんでいくうちに、色々なアイデアが浮かぶようになったり。

最近では特に自分の好きなカラーや雰囲気のものばかりではなく、様々なカラーと雰囲気でキット組みを試みているせいで、素材(ビーズ)にだいぶ馴染んできた気がします。

素材に慣れるのに、私自身も協会のキット、アヴァンセのキットをはじめとして沢山の人様のキットを作ってきました。
中には色が選べないものだと自分の好みじゃないものもそりゃありました。けど、それすらも非常にビーズの素材としての勉強になったのです。
その中で、自分じゃ普段使わなかったビーズに沢山であったことが自分の幅を広げるのの良い助けになったと感じています。
皆さんもよかったら、自分の引き出しを広げるためにも、いろんなビーズが使われたキットを、好き嫌いなくつくってみて下さい。


きっと自分の中のデザインやセンスの幅が広がりますよ☆




北摂のアクセサリー教室といえば Shanti (シャンティ) にこ ハート
ハレの日のジュエリー、プレゼントオーダーといえば Prana (プラーナ) らぶ② バラ
貴方の専属ジュエラー、講師の足立あす香でした♪


バラ  お教室について バラ
現在はフリーのレッスンを随時開講しておりますので気になる方はお問合せください☆
資格の方は現在ビーズスキル(テグスとピンワーク中心)とビーズステッチ(針と糸での仕立て)を取ることができます。
教室について詳しくはこちらから♪ 
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体験はレッスン代は無料、材料費のみなので参加してみませんか?
自分の手で綺麗なものができあがって、身に着けられるのって、とーっても楽しいですよ^^
初心者さんでも、ぶきっちょさんでも大丈夫です♪

最初は緊張しちゃうかもしれませんが、気楽にかまえてまずは気軽にお問合せくださいねらぶ②♪



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