F1・イタリアGP 決勝！！②

今回も、泣けました。。。ミハエル選手。。。

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今日のレースは、どうコメントしたらいいのか…正直、うまく言葉が出て来ません。たかだかここ何年かのF1しか見ていない私でさえこんな気持ちなんですから、長年ミハエル・シューマッハ選手を見続けて来た方々にとっては、もっと様々な思いが交錯している事と思います。

今日の皇帝の走りは、やはりいつも、いや、今までとは違いましたね。全く違いました。

ライコネン選手を1回目のピットストップで交わしてからの皇帝は、他を寄せ付けないオーラというか、、、気迫が漂っていたように思います。驚異的な速さでの独走。フェラーリの聖地・モンツァで、ティフォシの見守る中、私には皇帝だけが一人、別のレースをしているように見えました。他の21人のドライバーとは違う、ミハエル・シューマッハだけのレースを…。それが自分自身との戦いなのか、セナを始めとする過去の好敵手たちとの戦いなのか、それとも自身やF1の未来に向けてのものなのか…全く分かりませんが、とにかく皇帝一人だけ別の場所にいる。そんな気がしました。

レース後の会見で引退を明らかにしたミハエル選手ですが、その言葉ひとつひとつにものすごく重みがあって、飾らないシンプルな言葉だからこそ皇帝の深い思いが伝わって来ました。家族への、FANへの、チームへの、戦友たちへの、そして何よりF1への愛に満ち溢れた言葉だったと思います。。。引退する時にああいう言葉が出て来るドライバーは、やはり『F1の代名詞』とも言えるこの男以外にいないだろうと思わずにはいられない、歴史に残る発言だったと思います。

実は地上波派の私、F1を見ていたら友人(普段F1にはさほど興味なし)からメールが来て、ミハエル・シューマッハ引退！と知らされてしまったんです。こんな歴史に残る重大な事なのに、最低。。。(当然、友人には激怒。絶交しようかと考えました怒)…でも、結果を知っていても皇帝の口から引退を聞かされた時は、改めて大きなショックを受けました。それ位私たちにとって、影響力のある人物だったんですよね。こんなドライバー、他にいないと思います。

ミハエル選手の走りが見られるのも、あと3戦。これはもう鈴鹿に行って、その勇姿を、最後の輝きを目に焼き付けて来るしかありませんね！まだ鈴鹿行きが決定していない方、是非一緒に鈴鹿に行きましょう！！そして鈴鹿に行くのが決定しているという皆さん、熱い声援を届けられるように、精一杯応援頑張りましょうね！！

ミハエル選手、今日は優勝本当におめでとうございます！！