あの日とは私が中学2年生でりさが1年生ときに起きた出来事だった。
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りさ「ゆいー!一緒に帰ろ!」
ゆい「うん!いいよ!ちょっと待ってね!」
女A「なんなの。なんでりさおくんはあんなやつといつも一緒にいるわけ」
女B「幼馴染らしいよ。調子乗りすぎだよね。」
りさは顔もいいし、性格も良いため入学当初から同級生にも先輩にもモテモテだった。そのため幼馴染の私を気に入らない人達がヒソヒソ話しているのをよく聞くが、何もされないから無視しとけば落ち着くだろうと思っていたがそんな甘いものではなかった。
ゆい「っ!!!」
女A「あ笑いたんだ笑」
女B「あんたりさおくんに媚び売ってて楽しいわけ?」
ゆい「いや媚び売ってなんていない。」
女A「りさおくんだって幼馴染だからしょうがなくあんたといるだけだよ笑」
ゆい「そんなこと…!!!」
女B「あるだろ笑まだわかんないわけ?」
「お前みたいなやつがりさおくんの隣に歩いてるとりさおくんがかわいそうなんだよ。」ドン
ゆい「いたっ!」
女A「次りさおくんといたらただじゃ済まないから」
私はりさを好きな女の子たちから嫌がらせや罵声を受けて、そんなことりさは思ってないとわかっているのに、私なんかがって思ってりさを避けるようになった。あの頃の私は弱かったんだ。
りさ「ゆい!おはよ!一緒にいこ!」
ゆい「りさ。おはよ。今日急がないとだからごめん先行くね」
りさにバレないように笑顔で言ったけど、苦しくて仕方なかった。
りさ「そっか。じゃあ明日一緒にいこ!」
ゆい「っ!ご、ごめん。ちょっとやらなきゃいけないことがあるから当分一緒に行けそうにないんだ笑」
りさ「そっか。わかった。頑張ってね!」
ゆい「う、うん。ありがとう。」
登校してからもずっと監視されているのかりさが話しかけに来るたびに私のところにAとBがきて耳元で「わかってるよな」と言われて何されるかわからないから恐怖でりさを無視するようになった。
ゆい「ただいま…」
母親「あら、おかえり。もうご飯できるよ」
ゆい「ごめん。食欲ないからいらない。」
母親「最近全然食べてないけど大丈夫なの?」
ゆい「大丈夫…」
ひかる「…。」
りさのことを考えるだけで涙が止まらなくなり部屋で泣くことが日常となってきた。ご飯も喉を通らなくて鏡を見るたびにやつれている自分を見て惨めに感じている。
コンコン
ひかる「ゆい姉。入っていい?」
ゆい「ひかる。いいよ。」
ひかる「ゆい姉。最近元気もないしご飯も食べてないみたいだけどどうしたの?何かあった?」
ゆい「何もないよ。大丈夫だから。」
ひかる「大丈夫じゃないでしょ。りさおとも最近一緒にいないみたいだし。」
ゆい「…!」
ひかる「りさおと何かあったの?」
ゆい「…何もない。」
ひかる「本当?りさおも最近元気ないし何かあったなら聞くよ?」
ゆい「何もないって!!!」
ひかる「…!!!」
ゆい「ごめん。1人にして。」
ひかる「ゆい姉…。」
私はひかるに当たってしまった。りさの話をされただけでも辛い気持ちになったのに私のせいでりさも傷つけてしまっているのを知って余計に辛くなってひかるに強く言ってしまった。私は本当に最低だ。
りさと関わらなくなって数ヶ月が経った頃。特にAとBに何かをさせるというのもなかったが楽しくない日々を過ごしていた。
ほの「ゆい。お昼だよ。一緒に食べよう。」
ゆい「うん。」
りさと関わらなくなってもほのは何も聞かずにいつもそばにいてくれる。それだけで私は心が救われてたと思う。
下を向いて歩いてると…
ほの「りさ…」
ゆい「っ!?」
私はほのの言葉で勢いよく顔を上げると数ヶ月前まで一緒にいたりさが立っていた。私は咄嗟に走って逃げた。
りさ「っゆい!!!」
私は全力で走ったが、サッカー部のりさには敵わなく腕を掴まれた。
ゆい「はぁはぁ、離して。」
りさ「はぁはぁ、やだ。なんで避けるのか理由聞くまで離さない。」
ゆい「お願い。離して。」
りさ「嫌だ。」
ゆい「りさ私の言うこと聞いてよ。」
りさ「なんで。俺はちゃんと聞くまでこの手離さないから。」
ゆい「…!」
「っごめん。」
私はりさの手を振り払って全力で走り、屋上に来た。
りさに申し訳ない気持ちと自分の弱さで涙が止まらないでいるとさっきのを見ていたAと Bが屋上まで来た。
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るんちゃま