由依side


ゆい「はぁ。」 


ほの「どうしたん?そんなため息ついて」


はぶ「あれじゃない?」


ほの「あーあれやな笑笑」


りさ「ひかる!こっちにだせ!」


ひかる「ほーい」


りさ「ナイス!」シュッ


ピー


ひかる「ナイス!りさお!」


りさ「ひかるのパスはやっぱ良いところくるよな笑笑」


生徒「きゃー、なにあの2人かっこよすぎ!」
  「てかりさおくんの笑った顔初めてみたけどあのクシャって顔たまらないんだけど〜」


ゆい「もう…。」


そうあれとはりさのこと。りさの気持ちを聞いた日からまたりさが変わってみんなに私の好きなりさの笑顔を振り撒くようになった。
私のりさなのに…。まぁ付き合ってないけどね。


ほの「あれはみんな惚れとるな笑待って、ひぃちゃんもかっこいいとか言われてない!?」


はぶ「まぁまぁ2人とも落ち着いて笑笑」


ゆい「はぶくんはみぃが一途だから良いじゃん。ほのもひかると付き合ってるし…」


はぶ「まぁ美波は誰よりも可愛いからねー」
  「誰にも譲る気ないし」


ゆい「はいはい」


ほの「ひぃちゃんもほののことだけ見てくれるから心配はしとらんかも」ニヤニヤ


ゆい「ニヤニヤしやがって。」


はぶ「でもゆい外見てみな笑笑」


ゆい「っ!!!」


りさ「あ、ゆい!」ニコッ


ピース✌️


ゆい「っ//なにあの顔可愛すぎるって//」


ほの「りさはゆい一途なんだからもう自信持って告白すれば良いじゃん笑」


ゆい「でも、りさ鈍感だからうちが好きなこと気づいてないと思うし…」


はぶ「大丈夫だって笑笑



今日りさに気持ち伝えてみようかなー
どう思われてもいいや。このままでいるほうが辛いかも。







りさside


俺はゆいのことが好きだ。いや大好きだ。あの過去があったから告白して良いのか、また同じようなことがあった時俺は本当に守れるのかそんな不安があるため告白も気持ちを伝えることさえ出来ずにいる。


りさ「はぁ。」


ひかる「なに?どうした?そんな体育つかれた?笑笑」


りさ「なわけねぇだろ笑笑」


美波「ひかるちゃうやろ笑笑そんなんゆいさんのことに決まってるやろ笑笑」


りさ「美波なんでわかんだよ!?」


ひかる「あーゆい姉のことかー笑笑」


美波「どうしたの?うちらが聞いたる」


りさ「いやー。なんかさ、俺ゆいのこと本当に好きだし付き合いたいって思ってるんだけどあの事もあって言いづらいっていうかあんな辛い思いさせた男の側にいたいって思わないよなって。」


ひかる「あのな。ゆい姉がそんな弱いと思ってんの?もうゆい姉は前に進んで今を楽しんでるんだよ?前に進めてないのはりさおだけ。最近やっと笑うようになったと思ったけど。」


美波「ひかるの言う通り。私はその時のこと見てないから話だけしか知らんから説得力ないかもしれん。でもなゆいさんが辛い顔をするときはいつもりさおを心配してるんだよ?この前ゆいさん言ってた。りさは私のせいで苦しんでる。どうしたら前のりさに戻ってくれるんだろう。って」


りさ「っ!!そんなこと言ってたのか。
  「やっぱ俺は弱いな。ゆいは強くなったっていうのに。」


ひかる「そうだよ。ゆい姉は強くなった。それはりさおのおかげでね。」


りさ「そんなこと…」


ひかる「ある!
   「ゆい姉をみてるとわかるもん。りさおといる時のゆい姉すんごく幸せそうな顔するし、家に帰っても多分無意識だと思うけどりさおの話しかしないよ。」


りさ「そ、そうなんだ//」


美波「あーりさおが照れてる〜笑笑」


りさ「う、うるせー」


ひかる「りさ。ゆい姉をこれからも守ってあげてね。でもゆい姉を傷つけたり泣かせたらりさおでも容赦はしないから。」


りさ「おう。わかった。」


いつもふざけたような様子のひかるが真面目な顔で言うから本当に俺に託してくれてるっていうのが伝わってきた。俺はこの2人に背中を押してもらったからにはゆいに気持ちを伝えて、もし拒否されてもどんなことがあっても受け止めてゆいを守ると決めた。




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るんちゃま