白い車の中 いるのは一人と見えない誰か
窓に映りこむ己が姿 金髪でシャギーかかった髪形で 知っている顔
どうしてこんな髪型なんだって口にしたら
其れは本人に聞くしかないと 姿の見えない誰か
あえないってわかってるのに もういないんだと

車が自然と動いて感じたけど 外へ 建物へ、、、。


おはようございますと見知らぬ誰か

朝だから顔を洗いたいと 部屋へ タオルはなくて毛布
生活感があまりない


つきっぱなしの扇風機の電源を切る、、、。
電気もつけっぱなし でもいつか消えると姿の見えない誰か

真っ白い部屋 すわりこんで 急におっこちて

落ちた先は 大きな四角い箱 中は真っ青な綺麗な水
冷たくも温くも暑くも無い 溺れない 息も出来る その箱は空にある
天高い場所 その箱に流れ落ちてくる水は さらにその上に浮かぶ箱から
零れ落ちてる


ある場所は沈まない 水の上を歩ける 其の時に見た地上は 都会の様な

決して水は溢れ地上には降り注がない
空から落ちてくる水 溺れないで泳いで 空へ高く
誰でも踏み込めない 真っ青で綺麗な水中


此処では初めての男性だと言われた


目覚めたら 私は私 髪は黒いし シャギーなんてしてないし 泳げないし
空に箱は浮いてない


全部 夢 会えない夢、、、。