お弁当の写真 | 松嶋あすかオフィシャルブログ「今日のMenuは、」Powered by Ameba

お弁当の写真

今日のメニューは「ANAの冊子でよくみるお弁当記事の著者の・・・ニコニコ




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阿部直美さんとavanti


全日空機内誌『翼の王国』の人気No.1エッセイの『おべんとうの時間』著者でいらっしゃいます。


(手にもっているこちらはフランス語版です)










もともと阿部さんのお連れ合いが写真家で、
全国の人のお弁当を撮りたい!」ということから始まった「お弁当取材の旅」。








機内誌での連載が決まる前から自費で日本の津々浦々に飛んで
阿部直美さんがお弁当にまつわるエピソードを聞いて、
阿部直美さんのお連れ合いが写真を撮るという二人三脚。

いえ、小さい娘さんもご一緒されていたというから三人四脚?









これは「お弁当の写真展をひらきたいんです!」という情熱で動かれていたというからさすがです。







取材も一筋縄ではいかなかったことも多いかと。。。




だって突然電話がきて
見知らぬ人から「お弁当、撮らせてください」といわれたら。。。
ビックリ



びびりますよねウインク






でも阿部さんのすっごく楽しそうにお話を聞く姿に、


なぜ私の学生時代のお弁当に、
毎朝母が焼いてくれるミニハンバーグが毎日入っていたのか?

友達に毎日狙われている人気おかずのエピソードなど



ついつい「これも聞いてくださーいこあつ-にやり!」という気持ちでお話してしましました。






阿部さんはすっごく楽しそうに
私の学生時代の想い出や、家族の姿を包み込むように聞いてくださるんですものおいしい









阿部さんの前に座ると

なぜ全国の人が自分のお弁当をみせながら、
自分のお話を展開するのかが


わかった時間でした♪











では 東京FM "サントリー・サタデー・ウェイティング・バー avanti”
 (毎週土曜17時~17時55分:全国放送)で聞いたお話です



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阿部直美さん(『おべんとうの時間』著者)の
『弁当の取材』の話
 10年くらい前から150人の人に弁当の取材をしてきた。きっかけはカメラマンの夫が「日本中を回っていろんな人の手作り弁当を撮る」と言い始めた事。最初の頃は全部自費。でも自費だから誰に遠慮することもなく、行きたい場所に行って撮っていた。
 手作りの弁当を見られるのは意外と恥ずかしく感じるもので、お願いしても断られることも多い。だから断られても当然と考えて、その時はまた別の人を探すようにしてきた。そんな取材が全日空の機内誌「翼の王国」の連載になった。
 知床の昆布漁のオジサンに取材させてもらったこともある。そのオジサンは「知床の自然を撮りに来る人はいっぱいいるけど、なんでオレの弁当の写真を撮りに来るんだ?」と不思議な顔をしていた。でも私たちは「その弁当に出会えて良かった」と満足していた。
 弁当は小さな箱の中の世界。そこに卵焼きやトマトなどありふれたモノが入っていても、どこかその人らしさが見えてくる。そして卵焼き1つにもそれぞれの思い出があるので、初対面の人でもどんどん話が広がっていく。
 最初の頃、山形県鶴岡市の農協の人に話を聞いたら、その人は梅干しについてすごく楽しそうに話してくれた。「○○さんのところの梅干しはこんな感じで、××さんのところの梅干しはこうで……」なんて感じで、その人の生活やご近所との付き合いが垣間見えた。そんな感覚が弁当取材の魅力。








来週も聞いてくださいね!




みなさま、事故やうっかりに気をつけてよい一日を!