輸入鰻のすゝめ | 松嶋あすかオフィシャルブログ「今日のMenuは、」Powered by Ameba

輸入鰻のすゝめ

今日のメニューは、『ウナギの輸入アップ




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小宮弘光さん(クローバートレーディング)から中国鰻のお話を聞きました。






中国の鰻は、


*中国の工場では、職人さんが一尾15秒でさばいちゃうこと
*とても広いプールでのびのび育っていること
*生きた鰻は飛行機で日本にきて、鰻屋さんに向かうセレブ鰻なこと
*日本での輸入検査が多いので、なかり安全なこと



また最近日本において、生きている鰻は、
日本産より中国産の方が、高い値段で取り引きされているんですねひらめき電球





などなど、小宮さんからは中国鰻の魅力をたくさん聞きました音譜










「今年は鰻が高くて~」なんて遠慮していたけれど、
来年はもっと高くなる可能性があるとのこと汗



いまのうちに頂かなくっちゃドキドキ割り箸






さあ、今日からまた本格的な夏がやってきましたね!


美味しい鰻を頂いて、この暑さを乗り切りたいですね笑





蒲焼のお話ばかり伺っていたら、おなかがすていきましたーいい~







では先週土曜東京FMの"サントリー・サタデー・ウェイティング・バー avanti”で聞いたお話です

*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;エルモ




中国や台湾の大きい工場からウナギの蒲焼きを輸入して、日本のスーパーマーケットや市場に販売するのがウチの仕事。スーパーでトレーに入って売られているような商品を、10kgの大きな箱にまとめて入れて持ってきている。
 昔は90%以上が日本だった。でも最近は魚や水産物が世界中で見直され、特にウナギは栄養価が高いのにカロリーが低いということで、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアなどでも売れている。外国で売られているのも蒲焼き。やっぱり蒲焼きが一番おいしいみたい。
 中国でも日本とまったく同じウナギを養殖しているし、養殖のやり方も日本と同じ。だから同じウナギだと思っていい。報道された「ウナギの稚魚の不漁」も国別じゃなくて、アンギラジャポニカ種(ニホンウナギ)全体の問題。日本・中国・台湾・韓国の4カ国で獲れるそのウナギの稚魚は、ここ3年に渡って不漁が続いている。
 そこで現在は世界中に分布しているウナギから蒲焼きに向くウナギを研究している。インドネシアやアメリカなど各地のウナギを調べ、最近になって少しはなんとかなるかも……と光が見えはじめた。やっぱり骨の硬さや皮の厚みが違うと蒲焼きに向かなかったりするので。
 実はヨーロッパのアンギラアンギラ種なら10年以上前から稚魚を中国に持ってきて養殖していた。でも獲りすぎでワシントン条約の規制対象に指定され取引できなくなった。それもまたウナギの価格が高騰した理由の1つ。