鴻上 尚史さんと♪
今日のメニューは「ロンドン演劇の今」
鴻上 尚史さんは、昨年まで一年間ほどロンドンで住んだそう。
いろんな劇場に足を運ばれた鴻上さんにロンドンでの演劇事情をきいてみましたよ![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
鴻上さんは私とのお話のなかでも、
「それはなんで?」などと対話を大事にされ、
常に前に前に進んでいらっしゃる素敵な方でした
。
演劇界のお話も伺いました。
いま再演中の「リンダリンダ」は、ブルーハーツの楽曲を20曲も使用して繋いでいく、
「カタログミュージカル」「ジュークボックスミュージカル」と呼ばれる作品。
ABBAの楽曲を使った『マンマ・ミーア!』やクイーンの楽曲を使った『We Will Rock You』が世界的に当たったことで出来た比較的新しいジャンルです。
鴻上さんは、誰の音楽で作りたいか考えたところ、そうだ!と思ったのが、
ブルーハーツだったそうです。
さて鴻上さんによると
ロンドンで演劇をみたい!と思い立ったのなら、以下の場所がよさそう![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
土曜日、
東京FMの”サントリー サタデー・ウェイティング・バー/アヴァンティ”でお話した内容です。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ロンドンには「ウエストエンド」というブロードウェイに匹敵する劇場街がある。近年、そのウエストエンドから世界的なヒットになったのが、映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版『ビリー・エリオット』。おなじみの『レ・ミゼラブル』もロンドン発だし、ブロードウェイにまったく引けを取らない。
ニューヨークにオフ・ブロードウェイがあるように、ロンドンにも「オフ・ウエストエンド」がある。さらに「フリンジ」といって、もっと小さな劇場が集まっている場所もある。レスター・スクエアという公園では当日券を半額で売っていて、円高の今なら『オペラ座の怪人』も3500円くらい。ロンドンへ行ったらここでチケットを買って有名どころを押さえるといい。
もうちょっとディープな演劇を見ようという時は方向性が2つある。1つはシェイクスピアで、ストラトフォード・アポン・エイヴォンというシェイクスピアの故郷の劇場まで足を伸ばすといい。もう1つが現代の注目作を見る方向で、この場合は『タイム・アウト』という情報誌が頼りになる。
ロンドンとニューヨークの違いは「シェイクスピア」の存在。毎年、夏になるとシェイクスピア演劇を学ぶためにアメリカの大学生が数千人規模でロンドンを訪れる。ちなみにシェイクスピアの時代は照明がなかったので、夜であることもセリフで説明する必要があった。だからそれをいかに詩的に表現するかが劇作家に求められた。
鴻上 尚史さんは、昨年まで一年間ほどロンドンで住んだそう。
いろんな劇場に足を運ばれた鴻上さんにロンドンでの演劇事情をきいてみましたよ
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
鴻上さんは私とのお話のなかでも、
「それはなんで?」などと対話を大事にされ、
常に前に前に進んでいらっしゃる素敵な方でした
![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
演劇界のお話も伺いました。
いま再演中の「リンダリンダ」は、ブルーハーツの楽曲を20曲も使用して繋いでいく、
「カタログミュージカル」「ジュークボックスミュージカル」と呼ばれる作品。
ABBAの楽曲を使った『マンマ・ミーア!』やクイーンの楽曲を使った『We Will Rock You』が世界的に当たったことで出来た比較的新しいジャンルです。
鴻上さんは、誰の音楽で作りたいか考えたところ、そうだ!と思ったのが、
ブルーハーツだったそうです。
さて鴻上さんによると
ロンドンで演劇をみたい!と思い立ったのなら、以下の場所がよさそう
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
土曜日、
東京FMの”サントリー サタデー・ウェイティング・バー/アヴァンティ”でお話した内容です。
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ロンドンには「ウエストエンド」というブロードウェイに匹敵する劇場街がある。近年、そのウエストエンドから世界的なヒットになったのが、映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版『ビリー・エリオット』。おなじみの『レ・ミゼラブル』もロンドン発だし、ブロードウェイにまったく引けを取らない。
ニューヨークにオフ・ブロードウェイがあるように、ロンドンにも「オフ・ウエストエンド」がある。さらに「フリンジ」といって、もっと小さな劇場が集まっている場所もある。レスター・スクエアという公園では当日券を半額で売っていて、円高の今なら『オペラ座の怪人』も3500円くらい。ロンドンへ行ったらここでチケットを買って有名どころを押さえるといい。
もうちょっとディープな演劇を見ようという時は方向性が2つある。1つはシェイクスピアで、ストラトフォード・アポン・エイヴォンというシェイクスピアの故郷の劇場まで足を伸ばすといい。もう1つが現代の注目作を見る方向で、この場合は『タイム・アウト』という情報誌が頼りになる。
ロンドンとニューヨークの違いは「シェイクスピア」の存在。毎年、夏になるとシェイクスピア演劇を学ぶためにアメリカの大学生が数千人規模でロンドンを訪れる。ちなみにシェイクスピアの時代は照明がなかったので、夜であることもセリフで説明する必要があった。だからそれをいかに詩的に表現するかが劇作家に求められた。