気象予報士のRAG FAIRおっくん | 松嶋あすかオフィシャルブログ「今日のMenuは、」Powered by Ameba

気象予報士のRAG FAIRおっくん

「今週のTFM『サントリーサタデーバー・アヴァンティ』は音譜



今年の冬は、雪がぽんぽん降っていますね!

ああ、雪山(新潟)でスキーがしたくてウズウズしますスキー



それにしても何故、
「なぜ今年の冬はこんなに寒いのか雪?」

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気象予報士歴が約15年になる
奥村政佳さん(RAG FAIR)に聞いてみましたにへ



日本が寒くなるのは、シベリアから寒気団が来るから。
これをさらにさかのぼるとバレンツ海という北欧の海に辿り着く。
そこで生まれた冷たい空気が偏西風で運ばれて、7~10日かけて日本まで届くということなんだそうです。


今年、日本が寒い理由は、
「例えば、最近はお取り寄せでモノを買う人も多いけど、通販にたとえて言えば、去年は寒気を作る工場は平年並みの働きだった。
ところがその寒気を届ける宅配便(ようするに風)が頑張った。
だから去年の日本は平均をとれば平年並みの寒さだったんだけど、えらく寒い日がちょこちょこあった。
 それが今年、宅配便の働きぶりは普通に戻ったけど、工場がずいぶん頑張っているらしい。
だからこの冬は平年よりだいぶ平均気温が低くなっている。
さらに今年は積雪量も多く、たとえば有名な蔵王の樹氷も成長ぶりが例年より1ヶ月早い。
北海道の岩見沢では史上最高の積雪量を記録したくらい。

 雪は雨と同じく雲が降らせる。
そして日本に雪を降らせる雲は日本海で発生する。
海も冷たいんだけど、その上を吹く風がもっと冷たいので、日本海はまるで温泉のように湯気が立つ。海と風の温度差が大きければ大きいほど湯気も増え、その湯気が雲となって雪を降らせる。
 今年は気温が低いので雲が多くなり降雪量が多くなっている。さらに気温が低いのでなかなか融けない。そういう意味で今年は雪が非常に多くなっている。」



わかりやすいですね^^♥



奥村さんは、話題豊富な方でした!
またアヴァンティでお会いしてグラス片手にお喋りしたいですねニコニコ



みなさんも、またの登場を楽しみにお待ちしてくださいね♡