「ゴッホ展」へ行こ♪ ~新国立美術館~
今日のMenuは「ゴッホが亡くなった37歳なワタシ」
ご無沙汰しております!
たまにツイッターに偏ってしまうあすかです
さて今回は
佐野香さん(TBSテレビ/『ゴッホ展』プロデューサー)から
『ゴッホ展』について
(東京は12月20日まで。来年からは福岡→名古屋に続きます)お話を聞きました。
http://www.gogh-ten.jp/index.html
CMから流れてくる「ゴッホ展」の歌は38歳の平井賢さん
美術館の説明イヤホンは37歳の安住紳一郎さん(*1)
今回のインタビュアーは37歳のあすかさん(ってここは偶然、笑)
「こうして私はゴッホになった」
というタイトルだけあって、
ゴッホの最初のつたなくも大胆な才能溢れる絵がどのように進化していくのか
時系列にその絵画の変遷をみていきます
そして展覧会にしてはめずらしく
原寸大の『アルルのゴッホの部屋』がTBS美術さんの総力をかけて実現
こんなに狭くてシンプルなの!?
を体感したあとに『アルルの寝室』が待っています。
http://roppongi.keizai.biz/headline/2137/
ゴッホの理想郷であり、ゴーギャンに去られ、何かが崩れていった
『アルルの寝室』の絵の前にいきついた時、
ドンっとその人生が迫ってきて、立ち尽くさざるを得ませんでした。
この辺りから、
浮世絵や印象派などから影響をうけた
私たちの知る「ゴッホ」が完成された時代に突入します。
最も印象的なのは
その後のお部屋であるサンレミなどの時代の絵
http://www.gogh-ten.jp/tokyo/works/chapter6.html
最後の展示会ルームに入ったとたん、
ゴッホの絵でお部屋全体がピカピカキラキラと輝いています
120年ほど前に描かれた絵とは思えないほど、生生しく、激しく、美しくうごめいていました。
近づいてよく見ると、
その中の狂気と計算が、現代の私たちに乗り移ってきそうなほど、ぐるぐると渦巻いていました。
佐野香さんが1年半かけて準備されたこだわりが随所に感じられる「ゴッホ展」、
是非、心を動かされに行ってください
新国立美術館のねらい目は、
金曜日だけ営業している時間帯の18時~20時らしいですよん
*1:安住さんの音声ガイドも借りてみてください
「安住さん節(個性を発揮)」でいかれるのかと思いきや
かっちり「イヤホン案内のナレーション」(絵を邪魔せず、自然に耳に入ってくる)をされていました
もちろんそれで終わるわけがなく、その真骨頂は
「セリフを読むとき」でした。
ぞわっとするくらいセリフのナレーションが心に響きます
多才で器用なだけでなく、安住さんって俳優さんであるのかもしれませんね