ずっと楽しみにしていた音楽劇「浅草キッド」を観に行ってきました
アフタートークもあって超お得
そこで今回は劇場の雰囲気のご紹介と林遣都さん推しの私の個人的な感想を書かせていただきます。
「みなしょー」から大ファンになった稲葉友さんの幟も。
ロビーにはたくさんのお花が💐
林遣都さんには「doda」さん「A-Studio+」さん「ぽかぽか」さんから。
メッセージボードもたくさんの愛がこもったコメントですぐにいっぱいに。
即売り切れの幟仕様タオルも何とかゲット
今回はキャストさんランダムの非売品ポストカードも頂きました
パンフの最後には遣都くんの広告が💖
なんか主演の重みをひしひしと感じます。
そしていよいよ本番に
メッチャドキドキするんだけどー
暗転と共に、夢の世界へ・・・・・・。
観終わった感想は・・・・・・。
※あくまでも個人的なものです。
とにかくすべてが素晴らしかったです。
<林遣都さん>
一言で表現すると、とにかく「スマートじゃない」(笑)
かつて「エリートイケメン牧凌太」や「キラキラで切ない雨宮王子」を演じた方と同一人物とは思えない。
少し上げ気味の肩も猫背な姿勢もガニ股の歩き方も、全部x全部「北野武」さん。
そしてお芝居やタップダンスが素晴らしかったのはもちろんですが、今回、初めて歌を聴きました。
甘い声が耳から全身にすぅーっと浸み込んでくる。
特にラストの「浅草キッド」は遣都くん自身が以前
「次々と売れていく仲間たちを横目に見ながら『誰か誰か俺を見てくれ』ともがいていた」
とおっしゃってた20代の頃と重なって泣けました。
上手いか上手くないかで言ったら後者。
でもその無骨さこそがまさに「北野武さんの歌」なんですよね。
補足ですが、あの「タケちゃんマン」が一瞬だけ登場した時、客席から「ええっ!」とか「きゃあ!」とか声が上がったのが印象的でした。全てを見せ切らない演出も複雑な胸中が伝わってきてお見事。
<山本耕史さん>
いやもうさすが!の一言に尽きます。
何よりもまず声がよく通ってセリフの一つ一つが明確で聞きやすい。
舞台って、声がこもって台詞が聞き取りにくいことがあるけどヤマコーさんはずっとクリア。
そして台詞がない時も目の表情で色々な思いが伝わってきます。
なので「師匠」が登場するとものすごい安心感が。
そして最後のアパートのシーンでは迫力にただただ圧倒されました。
<稲葉友さん>
稲葉さんが演じられた「マーキー」はご本人が
「遣都くんから『めちゃくちゃいい役だぞ』と言われた」
との言葉通り、この作品の中で一番自分に正直な人物だなと思いました。
だからこそ、理想と現実とのギャップにもがき苦しんでいる。
そんなマーキーと、そして他のキャストさんなんですが
「向いてないものに夢中になる人生ってつらいねぇ」
という台詞が、なんだか下手な小説を性懲りもなく書き続けている自分と重なって、もしかしたら一番共感できたのがマーキーかもしれません。
他のキャストさんも皆さん本当に素敵でした。
登場人物全てが生き生きと輝いて、
舞台の隅々までキラキラが満ちて、
三時間超の長丁場でしたがあっという間に終わった気がします。
あと2回、観に行く予定です
なのでその他の感想はまた次回に。