目から鱗の防災・備蓄のコツ | 自分を整えて、望む未来をつくる!整理収納アドバイザー・占星術師・運氣研究家・ファッションコンサルタント 山岸明日佳 @石川金沢

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防災アドバイザー(整理収納アドバイザー・防災士)の小野綾子さんの防災講座を受けました。

愛知から金沢に遊びに来てくれると連絡をもらったのが9月。
綾子さんの防災の話を聞きたいなと以前から思っていたので、綾子さんと話し合って、わが家で防災講座を開催することに。

『目から鱗の防災講座』
本当に目から鱗でした。

①非常用持ち出し品と備蓄品は違う

防災って何をどこまで揃えればいいの?
何を持ってたら安心?
非常用の荷物、何を入れたらいいの?
と思っていた私。

非常用持ち出し品は、命を守るためのもの
例)水(350mlなどの小さいもの)・1回分の生理用品・現金・モバイルバッテリーなど

いざという時、それを担いで走れるかどうか?が大事。だから中身は厳選して出来るだけ軽くする。
両手が空くようにリュックがおススメ。
命の危険がある場合は、もちろん身ひとつで避難すること。
非常用リュックは、持って行けたらラッキーと考えておくこと。
普段の荷物に非常用ポーチを入れて持ち歩くのもありとのこと。
(↓掲載許可をいただいています。)


備蓄品とは、生き延びるために必要なもの
家に住める状態の場合に、家族が生き延びるために必要になる食糧のことです。
1日1人3ℓの水が必要。(飲料水として)
4人家族の場合、7日分必要な水はなんと7ケースだそうです!
最低限、水があれば生き延びることができる。
食糧も4人家族で1人1日3食×3日分(出来れば7日分)を用意すると安心。
ケースごとに1日分の備蓄を作る方法だと用意しやすいと思いました。
そして、備蓄と普段の食品ストックは分けておくのが大事。
でないと、家族が備蓄品を食べてしまい、いざという時の備えがない…なんてことにもなりかねません。


②備えたものを使ってみる

普段から使っていないと、いざという時に使えない!だから使ってみよう。と綾子さんがお話されていました。
備蓄品、味は好み?食べてみて確認する。
トイレ、備えてあるもので本当に用が足せる?
(被災して1番困るのがトイレではないかなぁ…。生理現象だし。)


③普段から使えるものを取り入れる

専用のものでなくても、飲むゼリーやパックの白米、レトルト食品など、通常スーパーで売られているものを備蓄品として取り入れる。賞味期限が近くなったものから食べて消費し、新しく買い足すことを続ける。これならできそうですよね。
備蓄用のアルファ米などの方が、長い目で見たらお得なことも多いので、味が好きなら、そういった長期保存できるものをストックしておくのもいいな、と思いました。


④備蓄の前にまず片づける

備蓄スペースがないという方は、不要なものを処分し、備蓄スペースを作ってください。
災害が起きた時、ものは凶器になる可能性があります。
大事なものは減らさなくていい。
不要なものを減らして、安全なスペースを作っておく。
そしてその上で、備蓄をする。
せっかく備蓄しておいても、ものが多すぎてそこまでたどり着けない…なんて事にならないように。いざという時に後悔しないために。
食器など重いものを上の棚に収納していないか?その収納位置を下に変えるだけでも安心です。


⑤今あるもので使えるものを知っておく

例えば、電動の水洗トイレ。電気が使えなくなったら水が流れなくなるので、手動で流せるレバーの位置を確認しておく。
エコキュートの給水を生活用水として使う方法を確認しておく。
車のガソリンはこまめに給油しておく、など。


防災・備蓄はずっと続けていくことが大事。だからこそ、続けやすい仕組みが必要になってきます。
普段の生活に取り入れることで、無理なく続けられるようになる、と綾子さんが仰ってました。
私も見直します。
綾子さん、いろいろ教えてくださりありがとうございました!

【私がすでにやっていること】
・家族4人の3日分の備蓄
・通常の食品ストックと備蓄を分けて収納
・食器棚の上の食器を撤去

【私が受講後にやると決めたこと】
・水のストックを買い足す
・水保管スペースをキッチン以外にも確保
・備蓄品で実際にクッキングをしてみる
・トイレ問題に備える(用品を買う)
・モバイルバッテリーを買う
・防災ポーチを作る
・トイレのレバー確認
・エコキュートの給水方法確認