奇跡のりんご…じゃなくて、タマネギ! | アスカ有機農園のブログ

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今年も北海道・常呂町の内海(うちうみ)農園さんからタマネギとジャガイモが届きました!

内海登さん福江さん夫婦1997年から無農薬栽培に切り替え、2008年から息子の将仁さんがUターン就農して一家で頑張っておられます。

アスカ有機農園とは店長・伊原の友人の植木職人・川久保君が将仁さんの友人だったことから彼に紹介してもらったのがご縁でお付き合いが始まり、早5年目になります。


今年もいつものピカピカと黄金に輝く、甘~いタマネギを送ってもらおうと、『今年もよろしく~』と電話したところ、お母さんの福江さんが『今年はね~、た~いへんだったんだよ~。たまに良くないのもあってね~、1個1個切り口を押さえて確認して出してるんだ~。それでも良かったら送るけどね~』と遠慮がちに話されるので、『まーとにかく送ってみてくださいよっ!』とお願いしたのでした。


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到着した玉ネギの箱に入っていたお母さん、福江さん(アスカ農園のスタッフの間で通称「詩人」と呼ばれています!)からのお手紙をご紹介します。



『異常な気候の現象はここオホーツク地方にも訪れ、7月31日に竜巻を伴いながら尖ったヒョウが降って来て、育ち盛りの玉ネギ、人参、芋の葉をことごとく散らし、収穫間際の麦の穂を落として過ぎ去りました。

ハウスの鉄骨は折れ曲がり、目をおおいたくなるような惨状にただ呆然としてしまい、頑張る意欲すら失いかけました。

しかし数日後、自然治癒力の備わった我が家の野菜さんは見事なまでに回復の兆しを見せ始めました。

待ってくださるお客様の姿を想像しながら、優しい言霊と漢方薬を施しました。

只、ヒョウで折れた葉の中に雨水が入り玉ネギの皮の色がいつもの黄金色になりませんでしたが、頑張りぬいた玉ネギさんに免じてお許しください。

奇跡とも言うべき内海農園のお野菜を万感の思いを込めてお届けできますことを、本当に有りがたく感謝の気持ちでいっぱいです。       平成24年秋』


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このお手紙を読んで、そして玉ネギを見て何とも言えないいとおしさを感じて思わず『よっしゃー!今年の秋の玉ネギはこれでいくで~!』と宣言していた店長でした!(^_^)¥