ひいひい言いながら3点同時進行した最後の1点が完成しました。

今回は文芸書です。

『艶笑 新「いろはカルタ」』

著者は北海道に住む80代の男性です。

カバーの折り返しに「いろいろあるのが人生」と記しました。

会社のこと、家族や奥様のこと、そしてご自身の想いを綴られています。

人生それぞれが偶然の連続で先に何があるのかがわからないもの。

それを評価できるのは、人それぞれですと。

そんな日々の想いを「いろは」順にことわざを並べたエッセイ集です。

私のような若輩者でもわかるよう、

丁寧に描かれていましたので編集はとても楽しいものでした。

 

早速、北海道の新聞でも書評で紹介されました。

よろしければお読みいただければ幸いです。

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ところで、

本書で坂本一亀氏のことが触れられています。故坂本龍一氏の父です。

河出書房の編集者で大江健三郎の生みの親でもあります。

とても似てますね!

『伝説の編集者 坂本一亀とその時代』河出文庫

早速買って今読んでいます。

戦争体験者である一亀氏は生涯、戦争を嫌いました。

その血は龍一氏にもしっかり受け継がれたというわけですね。

「戦争に行ったのですか。いいですね」と言った三島由紀夫氏に

「あんなもの、何がいいんだ」と一蹴したことも書かれてありました。