書店の企業理念理を調べてみました。
社名の由来も調べました。これも興味深いです。
まずは5書店。名前も知っている方、多いでしょう。
私は元営業部なので書店さんのことは詳しく書きます。
著者の方も訪問する書店として読んでおいてください。
紀伊國屋書店
「顧客第一主義」
創業者、田辺茂一はそれまで炭屋だった 「紀伊國屋」
をやめて本屋にしたので「紀伊國屋書店」となりました。
もともと創業者の何代か 前の田辺が上京して商売を
始めた際、出身地の紀州・和歌山にちなんで「紀伊國屋」
という屋号を つけたのが始まりです。
丸善ジュンク堂書店
「“人と人との出会いを大切に”をテーマに歩み続けています」
「“図書館よりも図書館らしい”店づくり」
「豊富な商品知識を持った販売員の育成に力を注ぎます」
「仕事と家庭の両立支援のためワーク・ライフ・バランスの実現を目指します」
☆当社は丸善とジュンク堂書店が合併して現在に至ります。
それぞれの創業時の成り立ち、理念を調べました。
丸善
早矢仕有的がかつてお世話になった「高折善六」という恩人
への感謝を忘れないようにという意味が込められているそうです。
この社長の名前として記されていた「丸屋善八」が省略されて
呼ばれるようになり、現在も続く「丸善」という名前になったのです。
ジュンク堂書店
社名は、創業者の工藤淳様の名前に由来しています。
工藤淳→ジュン クドウ→ジュンク堂です。
工藤恭孝社長は、ジュンク堂の理念として業界紙で話されていました。
「「ああ、やっぱりジュンク堂に来たらあった!」という声を聴くたびに
書店をやっててよかったと思う。これがジュンク堂の基本精神です。」
TSUTAYA
「ライフスタイルの提案」
蔦屋書店の語源は創業者増田宗昭社長の祖父が営んだ置屋の屋号「蔦屋」。
1985年大阪府枚方市で古書店から始め、FC含めて現在約540店舗展開。
有隣堂
「「有隣」の精神にもとづき、文化、教育に関する商品の販売を通じて地域社会に貢献する」
「 会社永遠の発展と、従業員の福祉向上のため経営の効率化に努力する」
社名の「有隣」とは「徳は孤ならず、必ず隣有り」という論語の一節が由来。
三省堂書店
吾れ日に三たび吾が身を省みる。
人の為に謀りて忠ならざるか、
朋友と交わりて信ならざるか、
習わざるを伝うるか (論語より)
社名は経営理念と同じ論語の「三たび吾が身を省みる」の部分を採用。