『「ひとり力」のある暮らしかた』
2020年4月発行 阪口ゆうこ著 定価1,430円
関西にすごい元気な主婦の方がいます。
その方の名前は阪口ゆうこさん。ミニマリストで人気ブロガーです。
ご存知の方もいらっしゃると思います。
「はじめに」の部分の原稿を読んで気づきがが多く、面白いと思いました。
・モノも人も基本は同じ。選ぶのです。人生は1回きりしかない
・他人に振り回される時間は無駄時間
・夫や子供に自分の価値観を押しつけるから苦痛になる。程よい距離感が大事
それぞれ違う考え、人生であたりまえ。だから、おもしろい
結婚して専業主婦となり子育てに忙殺され、自宅は荒れ放題。自分の考えもなかった彼女。
ある日、価値観の違いから夫婦喧嘩になり、離婚を考えたそうです。
「一緒にいるのはひとりでは生きていけないから?
私にだってできることはあるはず。」
その日を境に彼女は変わりました。
思い切ってしたことを本書にまとめました。
「自分の直感を信じる。自分の心の声を大事にする。
マスコミや他人の声に惑わされない。
ひとりでも生きていける自信・力が身についたら堂々と生きて行けるようになった。」
あ、家族と別れるとかと言う話ではありません。
同じ屋根の下にいてもお互いが距離を大事にし、それぞれを尊重すると言うことです。
内容は6章立てになっています。
単なる整理整頓のミニマリストの本ではありません。
男の私でも学びの多い本でした。
衣~流行のボーダーシャツを脱ごう~
一応持っておくという病
食~「きちんと」が正解ではない~
ゲスト用食器はいらない
住~大掃除なんか必要ない~
捨てることを思って買う
美~なにもしないがいちばんキレイ~
無理なダイエットをやめる
心~ストレスを感じる前に予防する~
落ち込み回避
仕事~合わないことにしがみつかない~
賢い人と仕事をする
付き合い~程よい距離感が心地よい~
結婚式に出ない