ブログでアウトプットしていない美術展も多いので四半期の備忘です。

 

2024年1月~3月:鑑賞記録「その1」

 

1.静嘉堂文庫文庫美術館

『ハッピー龍イヤー!』

2024/1/2(火) 〜 2/3(土)

干支の龍が陶磁器や絵画などで楽しめる年始めの展覧会。

こういう展示の工夫も嬉しい↓

ちょっとゆるめの龍、、、

天駆ける、”韓流スター”壺々にあり!

静嘉堂さんのキャッチッコピーも味がある。キャッチコピー&キャプション縁カラーは朝鮮半島作品の緑。

 

2.出光美術館

『青磁ー世界を魅了したやきもの』

2023/11/3(金・祝)~2024/1/28(日)

青磁史的に概観できる展示。北宋時代が最高峰と言われているが、南宋の青磁も好き。元時代の作品はダイナミックさ有り。

 

3.丸紅ギャラリ

『「ふしみ殿御あつらへ」小袖裂と復元小袖』

2024/1/23(火)~2/22(木)

「ふしみ殿御あつらへ」とは小袖裂(断片)に書き付けられた墨書き。小袖の注文符号(注文台帳とマッチング)らしい。美術品としての視点だけじゃなく、注文服の生産管理(襟裏の仕様メモ的墨書き)の一端が見えるのは興味深かった。

 

4.東洋文庫ミュージアム

『キリスト教交流史ー宣教師のみた日本、アジアー』

2024/1/27(土)〜2024/5/12(日)

安定の秀逸キャッチコピーが刺さる。記憶の有効なフックにもなっている。

個人的興味は、戦国大名の「貿易&世界情勢把握」vs「侵略もはらんだ国内布教」のバランスの取り様。

 

5.松岡美術館

『アメイジン・グチャイナ』

2023/10/24(火)〜2024/2/11(日)

いつかの、東京国立博物館で大行列の末鑑賞したちっちゃな白菜を思い出す。こちらではじっくり鑑賞できて幸せ。

 

 

6.東京ステーションギャラリー

『みちのく いとしい仏たち』

2023/12/2(土) - 2024/2/12(月)

高貴な寺院におわす仏さまとは違ったゆるさが良。

左にナナメってる、、、

 

7.文化学園服飾博物館

『魔除け-見えない敵を服でブロック!-』

2023/12/9(土)~ 2024/2/14(水)

「平穏に過ごせるように」。権威や属性の象徴とは違う、人の普遍の願いが服やアクセサリーから伝わってくる。

 

思いの他、長くなってしまったので続きは「その2」で。

 


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