明けましておめでとうございます。
今年は残留組(帰省しない人ね)と、年初から都内をブラついています。

■ 黒田記念館

耐震工事を終え、2015年1月2日にリニューアルオープンした昭和3年竣工の建物は、当時のランプシェードなども再現され控え目な、でも手の込んだ繊細な天井やアールヌーボー風の階段装飾が上品な佇まいです。


特別室(開室:1月2日~1月12日)では『湖畔』『読書』などの代表作を鑑賞し、黒田記念室(こちらでは常設展示室らしい)では初めて知る作品が多く、特に『雲』という空の6連作が印象に残りました。


写真、油彩と表現手段が違っても、自分の心惹かれる対象は同じってことです。
入場無料、フラッシュ禁で館内&作品撮影可能です。(嬉しありがたや)

リニューアルに合わせて更新されたHPでは、作品毎の解説建築ついては画像
で細部が紹介されいて、仲々充実しています。
 


■ mAAch ecute 

行こう行こうと思いながら、行く機会がなかったmAAch ecute へも行ってきました。平たく言えば、旧万世橋駅の遺構を活用したオシャレな(新橋的おぢさん仕様でない)ガード下ショップ街です。

お茶の水駅から淡路坂を下り向う途中、坂下から1枚



レンガのアーチには経年の味わいがありますが、店先はこじゃれた雰囲気です。実際、食品にしても、雑貨にしても各ショップが良い品物をこだわりを持って揃えていて、ファストショップにはない「価値」を感じる楽しさがあります。

九谷焼や波佐見焼の磁器食器や、ガラス器、手作り箒など、用の美的なモノに目が行ってしまいます。ちょっとした美術鑑賞です。


1階 OBSCURA COFFEE ROASTERSでコーヒーを買い、神田川沿いのテラスで一息。(初夏は気持ちいいだろうなぁ、、、また来たい。)

 

この他に、OBSCURA COFFEEのドリップパック(フルーツブレンド)を買ってmAAch ecute お正月イベントの福引をしたら、見事(!)OBSCURAのドリップパックを当て、幸先良いお買い物はじめとなりました。

ちなみに、ドリップパックは12g×10で、990円。おいしく(濃いめで)かなりの飲み応えある、コーヒー専門店仕様のドリップパックが@99円って相当コスパが良いと思います。


1912年(明治45年)に造られた階段(遺構)




【おまけ】
凍った不忍池を歩く水鳥。寒くないかい?