11月10日
血球貪食症候群の診断がされ、自己免疫を抑えるためにステロイドパルスという療法が開始された。
ステロイドを3日点滴して、その後経口投与にして徐々に量を減らしていく。

ステロイドのおかげで熱は下がるけど、一旦更に白血球とかが減少するので感染症に気をつけなければならない事。
ステロイドの副作用により、ムーンフェイス、不眠、骨粗鬆症、糖尿病、緑内障、白内障、がいずれ起こってくる話を聞かされた。

でも生きる為に必要なのだから、わりとすぐに受け入れられた。

点滴、ステロイドの他に、抗生物質、真菌を抑える薬等、数種類の点滴投与が始まった。

11月11日
この日は結婚9ヶ月目の日だった。

ステロイドで熱が少し下がりだいぶ身体が楽になった。
生きる!生きて復活の生活に戻って幸せん噛み締めて生きていく!
なんの根拠もないけど、ポジティブに頭は切り替わっていた。

その中でも、入院前に住宅購入をするかしないかの真っ只中だったので、私はまず不動産屋に電話をかけて、事情を説明して、今の私でローンが組めるのかなどを話した(笑)
不動産屋が病院にやってきて、とりあえず銀行の事前審査用の紙を全て書き、事前審査して貰えるようにした。
母には実印を作りに行って貰い市役所で実印登録をして貰った。

昨日まで死にかけてたのに、この状況で住宅購入を考えるポジティブというか、なんというか、行動力にビックリした。

今思えば、ただの焦りと、何か退院した時のモチベーションというか安定が欲しかったんだと思う。

なんとか自分を奮い立たせようとしたのかもしれない。

ただの先走りだったけど、あの時の私にはそれくらいが必要だった。