今日も(もう昨日か)夫の大学病院への付き添いでした。

 

水曜日に予定が色々変わって輸血したので、まずはその結果のために採血、それから造影CTと心電図をやって、昼食を挟み皮膚科、泌尿器科、内分泌と院内を巡りました。

皮膚科は変わらずのオプジーボの副作用による痒みのための薬の処方。

かなり待たされたけど特に変わりなく終了です。

 

泌尿器科は造影CTの結果から『特に消化器官からの出血は認められない』という読影が出たのですが貧血の数値が輸血前よりは上がっていたけど、予想より上がっていなくて(Hg7.0と正常値の半分近く)主治医の判断は出血というよりは腎機能の低下による影響ではないかとの事。

腎臓って脳に血液を作るように指令を出す役目もしているので貧血傾向なのは仕方がないと言う見解ですね。

で、もう1度次回にでも輸血をして5月後半から6月中旬くらいで左腎臓を摘出する方向で進めるそうです。

便潜血の原因が分からないけど大丈夫なのかちょっと疑問なんですが、オプジーボは今日で51回目、この2年は肺に出来た多発転移も消えたままだし、腎臓のがんも一度半分くらいに縮小して維持をしているからオプジーボの効いているうちに原発を取ってしまいたいみたい。

ある意味、ここに転院してきた時の目標ではあるし、オプジーボの効果があるうちに切り取ってもらえたら、そこから広がるのは止められるのだから手術が出来る状態にまでなった事が奇跡なのですよね、転院してきた時は『難治』とファイルにシールが貼られていた状態なのだし。

一度は間質性肺炎の副作用で休止して肺の多発転移が休薬期間で復活しちゃったから、効果がなくなるまでオプジーボでやり過ごして、その先は使える薬があるかどうかわからない状態だったのから比べたら大進歩かもしれない。

カボメティクスは最初の病院で投与されて、即副作用が出て血液がパニック数値まで下がって緊急入院して、もう使えない薬になってるので次がないに等しかった所からの手術適応なら喜ぶ事だと思う。

 

でもね、気になるのが貧血の原因が分からない事なんですよ。

腎機能が落ちているとして右の腎臓だけになって普通の生活が出来るのかがね。

元々の糖尿病で腎機能もあまり良くないのもあるから余計に気になるかな。

そう時間を置かずに人工透析になるんじゃないかと。

それに目の問題も合わせると今後は一定の介護が必要な生活になるかもしれないのが不安かな。

人工透析をする人は大体体力が落ちるんですよ、特に高齢者は。

夫も60代半ばになるので、確率的には体力が落ちる方になりそうだから。

それでも体からがんを取り除けるのは悪いことではないから主治医もそういう判断をしたのだろうし、少なくとも転移がない状態に長くなっている今しか手術は出来ないなら、体から一番大きな塊を取ってしまう方が転移の確立も下がる、そう言うことだよね。

今、先の心配をしても仕方がないから主治医の判断に夫が納得しているなら、それでいいのだろうと思う。

そこは私も納得するし、自分の体は自分で判断してもらうしかないとも思う。

ただ、やっぱり愚痴になるけど、人に色々やってもらわなきゃいけない以上、注意していることは素直に聞いてくれって毎回思うのがイヤ。

今日も車椅子で行動する上での注意をしても文句ばかり言われて何度怒ったことか、、、

一応、私は仕事で車いす介助をしていたのだから、危険な動作は止めるように注意をするし、車いすで移動する際の待機位置とか周りを見て判断しているんだから、聞いてくれないのは困る。

下手したらふらつきがある夫は車いすごと転倒しかねない事を理解してくれないで自己流を押し通そうとするとかホントに勘弁してくれって思う。

夫に付き添うと私がストレスで胃が痛くなってくるし、落ち着いていた過敏性大腸炎まで復活しそうです。