金曜日は夫の泌尿器科診察とオプジーボの日でした。
・よかったこと
私は前回の報告としてカリウムやアルブミンの数値が療法食を食べているおかげか正常値になったと聞いたので、オプジーボの後どうなるのかを聞いてくるように指令を出していました。
そして残念ながら消えてなかった肺の多発転移がオプジーボの投与で消えたら原発の左腎臓を摘出手術できるのかも。
最初にオプジーボを始める時には腎臓の数値が(カリウム・アルブミンなど)悪すぎてオプジーボがダメなら治療方法がない、と崖っぷち宣告の上での開始だったので、そのオプジーボで副作用が出てしまい休薬になった時には『終活』が頭をよぎりましたもん。
運よく呼吸不全で救急搬送→入院も乗り越えてオプジーボの再開にこぎつけられました。
それは大学病院のDrが泌尿器科、内分泌、腎臓内科、呼吸器科と科を横断して協力体制を取ってくれたおかげです。
さすが、腎臓がんに実績のある大学病院だと感謝しかありません。
強引にこの病院に転院させて良かった!
前の病院はずっと糖尿で内分泌にかかっていて、浮腫みと腎臓の数値から腎臓内科に回されて、更に泌尿器科に回されたのに数値の確認とか連携も取れてなくて、いきなりカボメテックスを処方したんですよね、夫の数値では使えないのに。
カボメテックスの副反応は酷くて、夫が大学病院へ移った時はまともに歩くのもきついくらいフラフラだったんです、今の病院のDrに即処方中止を言われるくらいの状態です。
そして白血球や血小板が危険域まで下がって緊急入院したけど、それは輸血もしてもらって乗り越えてオプジーボの投与にこぎつけました。
まぁそんな経緯があるから私が口うるさくなったら拒否反応がひどくて別居に至るのですけど。
コロナがなかったらここまで揉め事にはならなかったかもしれないけど・・・
私と夫の場合は距離を置いて付き合うのが一番お互いの為にいいと分かったので、この状態は今の私たちにとってベストだと思っています。
今後、もっと違う状態になれば、また同居するかもしれませんけど。
何かあったら手を貸せる距離で今はやっていきたいですね。
オプジーボが今後副作用で使えなくなったらについては初期型のカボメテックスを使えるかもしれないとDrから言われたそうです。
無治療で緩和ケアへ移行するしかなかったのが、次の選択肢が出来た事にホッとしました。
でも手術に関しては『あまり意味がない』と言われたそうです。
手術で体力が落ちる方を心配されてるみたい。
できれば夫の体の中からがん細胞は少しでもなくしてしまいたいけど、夫にとってのがん治療の最終目的地はQOLを出来るだけ落とさないで延命治療を続ける事のようです。
・こまったこと
実は健康保険や年金の手続きを夫がやっていなくて雷を落としました。
去年の3月末から仕事どころじゃなくなって休職をした夫、最初は有給を消化して、その後は傷病手当をもらいギリギリまで退職せず、傷病手当が終了の時点で退職し、年金を受給する予定でした。
その話は8月で傷病手当が終わると夫が言っていたので会社と連絡を取り進めていると思っていたんです。
しかし、夫は会社に何の問い合わせもしていなかったし、調べてもいなかったんです。
もう7月も後半だと言うのに・・・
夫の扶養に私と学生やり直し中の娘も入っていますので、健康保険がスムーズに引き継げないと家族全員が無保険になってしまうのに何にも考えてないとかありえないですよね!
ましてや夫のオプジーボは毎月高額医療限度額オーバーになる治療です。
もし自費で払うとなったら月100万とかの医療費になるのに自分の事の先も考えてないんです。
夫は退職しても1年は任意継続できるから問題ないと思っていたみたい。
けど、老齢年金の早期受給と(63才なので早期受給になります)併用が出来るのかどうか、また老齢年金を受給するための会社からもらう書類とかないのか確認もしていないでのほほんと毎日を過ごしてる夫に怒り爆発。
健康保険も老齢年金も治療をしていくためには無くてはならない物なのに会社が教えてくれるのを鳥のヒナみたいに口を開けて待ってるだけでどうにかなると思ってるなんてね。
もし副作用とかで入院になったらコロナで面会もままならない今、私が代理で進められることの方が少ない事とか考えて、先に手を打っておくものじゃないの?
そういう事もすべて含めてやれるのが自分でちゃんとできる、だよね?!
私に対して「自分の事は自分で考えて自分でする」と言い切って邪魔者扱いしておいて、結局ちゃんとできなくて迷惑をかけかけて雷を落されるありさま。
本当にこまったどうしようもないダメ夫で情けない・・・