昨日は夫の診察に初めて同行しました。

もう手術日まで決まっているのに今更感がいっぱいですが、夫に任せると碌に質問もしてこないので、病状とか分からないから出しゃばり母ちゃんやってきました。

 

まずは採血。

 

①<泌尿器科>

 

・手術内容の確認 → 開腹手術による左腎臓の全摘

               なぜ内視鏡ではなく開腹なのか等を質問しました。

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               ガンのできた位置が腎臓の上部の為、副腎も含めた全摘の為開腹手術です。

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               上部だと動脈やリンパ節に近いけれど転移はないのか。

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                CTで見る限り腫れていないのでリンパ節などへの転移はないでしょう。

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                肺にある転移の可能性がある白い影は手術中に生検をするのか。

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                生検はせず、今後はCTなどで経過観察していきます。

 

・ステージの確認 → 8㎝の腫瘍なのでステージ3、でも肺が転移だったらステージ4です。

 

・手術後の予定 → 肺転移がなければ抗がん剤などの治療はせず経過観察になります。

 

・夫の場合の手術におけるリスク → 通常の麻酔などのリスク以外に貧血がひどいので大量出血。

                         出血が止まりにくいので輸血の可能性(ほぼ確定)。

                         輸血をした場合、まれにB型、C型肝炎の感染の可能性。

 

・その他(看護師から)→ 7月1日の決まった時間にPCR検査を受ける、陽性の場合は手術中止。

                 ※1度は説明用紙を分かりましたともらった夫ですが、腎臓内科の待ち

                   時間中に1日は自分だけがやる仕事があるから変えたい、と言い出し

                   ました。   

                   看護師からくれぐれも日にちと時間厳守と言われたので病院も人数を           

                   区切って密にならないように検査日程を組んでいるはず。

                   1度大丈夫と言って変えるのは調整が大変だし、今後は夫が休んだら  

                   他の人ができないと困るので変更ではなく会社に言うようにと答えました。

                 

                 セカンドオピニオンの希望確認(看護師より)。

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                 今は希望しないけれど今後の進行によってまた考えると答えました。

                 

                

②<腎臓内科>

現在の腎臓の状態を採血結果から説明がありました。

 

・造血剤を飲み始めたのにヘモグロビンが7台という酷い貧血がほとんど改善されていない。

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 注射による造血剤を追加して手術までに少しでも貧血の改善をする。

 腎臓が血液を作る指令をだす機関なので腫瘍のせいで上手く機能していない可能性がある。

 

・飲酒の確認 → 濃い酎ハイ3杯から1杯に減らした。

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            本当は完全に断酒して欲しい(夫は止める止める詐欺の常習犯です)

 

・その他の数値の異常について → カリウムは通常より低いがタンパクが非常に多い。

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                        糖尿病の進行と長年の飲酒で腎機能が低下している可能性。

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                        摘出した腎臓の正常部分も病理検査に出して腎機能の確認と

                        他に腎臓の病気がないかの診断をします。

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                        腎機能の低下が問題ならば手術後の早い時期に人工透析へ?

                          ↓

                       その可能性はあるが、まずは調べてみないとわからないです。

 

                                                    塩分の接種制限が必要です。

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                        味覚障害があるので濃い味付けでないと食べたがらない状態。

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                        亜鉛の処方は出ているけどなかなか治らないので各注意して、

                        これからはお二人でいらして下さい。 

                        ※夫がやるやる詐欺なので同行指名受けちゃいました。

 

・1日の飲水量について → 原則は1・5Lまで、2L(現在)は飲みすぎで腎臓に負担をかけている。

 

 

診察は以上で終了、後はレントゲンと心電図と追加の採血だったので、私はここで退出し烏森神社へ。

癌封じで有名な神社で新橋にあります。

まだ緊急事態宣言は解除されていないけど、昨日は天赦日と一粒万倍日が重なる数少ない日です。

手術前で重なる日はないので、仏滅なのは目をつぶり、お参りとお守りを頂きに行ってきました。

夫はそういうの信じない人なんですけど、私はやっぱり何かすがるものが欲しいですもん。

病院の近くで昼食をさっと食べて他は寄り道せず帰ってきたら、地元の駅付近で半休だった夫が出勤するのにばったり。

さっそくお守りを渡して常に使うバッグに入れて持ち歩くよう念押しして渡しました。

これも夫にとっての縁の一つだと私は思いたいです。

 

皆さんは自分の主治医をどうやって決めましたか?

夫が今かかっているのは市町村立の総合病院です。

小さくはないけれど、もともと少ない比率の腎臓がんの症例や新しい薬の対応がどれくらいなのか不安なんです。

やはりがんセンターや大学病院など、腎臓がんの手術の症例が多くて、治療実績がある病院の方が良いのでしょうか?

手術前の事前検査もあまり説明がないし(私の胃スリープ手術と比べて)どこかのタイミングでセカンドオピニオンを受けて転院を視野に入れた方が良いのでしょうか?