今日は午後から、近くの小学校へ行きました。
毎年、市内の小学校(中学校もあったかな・・??)で「福祉実践教室」が開かれます。
車いす、アイマスク、高齢者疑似体験、手話、点字、要約筆記です。
市内の各ボランティアグループから3人1組になって、約1時間の体験をしてもらいます。
今回、私は手話ボランティアとして参加しました。
マイDrには「教えに行ってきた~~」なんて威張って話しましたが(笑)、私が教えたのは手話ではなく、
「耳のしくみ」の方でした。
黒板に断面図(??)を貼って、各部分の名称を言いながら音が伝わる仕組みについて話しました。
相手が小学生ですから、あまり難しいことはわからないので、「外耳」「中耳」「内耳」に分けて話し、内耳から聴神経に伝達され、脳で解析して言葉にする・・と言った具合です。
そこから先天性、後天性、高度難聴などについて話して、さて、こうして聞こえない人とコミュニケーションを取るにはどうしたらいいか?? とつなぎました。
今日はろう者の担当者さんが、とても元気で色々自分でやりたい人なので、通訳さんもサブの私も楽でした(笑)
この担当者さん、去年、入門講座を受けたときの先生で、この人の教え方がとてもわかりやすくて熱心だったのが、今の私に繋がっています。
もちろん、今も勉強の毎日ですが、こうして子供目線でやってみると、改めて色々なことに気づきます。
それは自分で気づくこともありますが、子供達の言葉で気づくことも多いのです。
1時間と少し、立ちっぱなしでかなり足が痛みましたが、ホンの少しでも今日のことが子供達の頭に残ってくれればいいな・・と思います。
勉強もできて、嬉しいこと(これは勉強とは別)もあって、いい1日でした