相手の地の中に手があるかどうか、という問題。

白番、コミは黒0.5目だった。

【実戦図1】
黒1に白2と打ったり(手を入れなくても攻め合い勝っている)、黒3に手を抜いたりと、振り返ってみて色々と恥ずかしい手の連発で、穴があったら入りたいところだが、左下が丸々黒地になっては黒勝勢。白から打って手になるかどうか。

【実戦図2】
白1から打ってみた。

(変化図1)
白1に黒2などなら、白3から出て行って、左下の白が復活する。

【実戦図3】
黒は2だったので、白3に打ち、以下、黒6子を取ることができた。
こうなっては逆転。

【実戦図4】
さらに黒1に白2から黒の眼をつぶし、白16まで。黒17はひとまず打つ意味がない。
黒Aとダメを詰めるのは破滅的なコウだし、白がコウを取ってAに打つのも同様。セキで白復活となるものだろう。

(変化図2)
実戦はうまくいったが、後から考えて白1には黒2で手にならないのではないかと思った。

(変化図3)
我が家のkatago先生にお伺いをたてると、黒2と打ち、白3にも黒4と譲って黒勝ち。
黒に冷静に打たれると、白1の勝負手は不発になるところだった。

【実戦図5】
遡って、黒1から白4まで互いにダメを詰めているが、大石の攻め合いは白が勝っている。
打っているときは中央の黒を取ることができれば勝ちだろうと思っていたので、単純にダメを詰めて終わりぐらいに考えていたが、よく見ると(よく見るまでもなくだろうけど)目あり目なしなので、白は2、4と打つ必要がなかった。手を抜いて他を打たないといけない。
また、白が中央を取っても、黒の地も多く、白がそんなに優勢というわけでもなかった。
こういう具合に、攻め合いをきちんと読まなかったり、形勢判断がいい加減だったりするから、レーティングも上がったり下がったりなんだろうなあと少し反省。

【実戦図6】
また、互いに最善かどうかは別にして、左下の白は白11と打って生きたが、これも大緩着だった。生きるだけで良いと思っていて、周りがよく見えていない。

(変化図4)
白1と打てば、黒はAに打つことができない。白Aでも同じ。