この前、6局のうち1局しか勝てなかったと書いた。その後、1勝したものの4連敗。
あと3つ負けると降段というときに、同じような状況の相手から対局申込があった。
相手の方は、あと2つ負けると降段であった(お互い5段ながら、実質4段同士の戦いといってよかろう)。

私は白番だった。
やや一本調子の展開で黒の大石を取れたと思った。
ところが、取ったと思ったのは大いなる勘違いで、黒が白の包囲網から外に脱出していたことに気付いた時には愕然とした。
黒を取りかけに行く途中、ちょっと欲張って、本体だけでなく隅の数子も取ろうと考えてしまい、その時に肝心の本体が外につながっていたのだ。いわゆる尻抜けの状態。
それに気付いたのが、かなり後になってからというのだから、更にひどい。
当然にして負けである。これで5連敗。

ここで止められないと思い、再戦を申し込んだ。
今度は黒番で模様を張り、中央は多少消されたものの、各地で少なからず地がまとまり、30目以上は形勢が良いという中、相手の時間が切れて勝った。
1勝1敗の打ち分けとなったので、挨拶して退室した。

しばらく9段同士の対局を観戦していたところ、さっき打った方からまた申込があった。
私は2連敗で降段、相手は負けると降段という状況。
3局目となる対局は、白番だった。
激しい戦いの後、かなり優勢な局面になったハズだったが、一転、相手の石を取らないとこちらの大石が危険というきわどい状況になった。
そこでまた間違えた。
1局目は尻抜けに気がつかなかったが、今度はアタリをうっかりした。
これも思い込みが原因であるが、ぱっと一瞬にして自分の要石が盤上から消失した時は、言葉を失った。
それでも粘って抵抗を試みたが、最後は隅の死活を見損じるというオマケ付きで敗れた。

そして再戦を申し込んでの4局目。
お互い負けると降段という瀬戸際の一戦。
危なっかしかったものの、下辺の戦いで白の大石を丸呑みすることができた。
黒8に対する白9がおそらく悪く、この手で白11に打たれていたら黒は潰れていたような気がする。

この後も打ち続けられたが、結局中押しで勝つことができ、踏みとどまった。
4局打って互いに黒番を勝利し2勝2敗だったが、相手の方は降段してしまった。
私はひとまず踏みとどまったとはいえ、1敗すると降段という状態がまだまだ続くのであった。