私が初めてはまった大河ドラマは
「黄金の日日」
堺の商人ブームが私の中で吹き荒れましたよ。
小学生だったけど、、、
学校の図書室で堺の商人の本があったので読みふけりもうした。
よくあったな、そんな本
そんなこんなで、初めて知った歌舞伎役者の名前は、市川染五郎でしたわ。
シミジミ。
当時の一回しか観ていないので、かなりおぼろげな記憶なのだが、兎に角面白かったという印象が強く残っている。
今みたら、どうなのかな? とも思う
おぼろげ〰️な記憶の中で、印象深かったシーン。(もしかしたら、間違ってるかも。挙げ句、違うドラマのも混じってるかも)
助左衛門はルソン島からもちかえった何てことのない壺を秀吉に高値で売り付けてシメシメなんて思っていたのだが、その壺を秀吉は助左衛門の目の前で次々に割ってしまう。
自分は壺に金を払ったのではなく、助左衛門に投資した……的なことを秀吉が言ったシーンに、小学生なりにしびれた。
あと、細川ガラシャの最期。
立場的にガラシャを殺さねばならない武者が、ガラシャを殺すのに躊躇する。ガラシャ自身は、キリスト教徒なので自死は出来ない。そしてガラシャは鹿が描かれている襖の向こう側に行き、武者に「鹿を打ちなさい」と言い、襖越しに槍で刺されて命を落とすシーン。
五右衛門が、処刑されるというシーン。ぐらぐらと沸き立つ釜に後ろも見ずに仰向けで倒れ込んでいくのだ。もうカッコ良すぎで震えたわ。
処刑と言えば、のこぎり引きというのが衝撃的だった。道を往く関係ない人が、罪人の首をノコギリ(しかも竹みたいのでできていて切れ味悪そう)で、ひと引きずつ切っていくという、、、切る方も、切られる方もかなりキツイ。
そこに駆けつける助左衛門、首を切られた状態でもまだ生きていた、、、ような気がする。。。
なんといっても最終回。
秀吉に支配されることを厭い、自由都市である堺の住民が、自ら町に火をかけてルソン島へ船出していく。準備をしたり、ルソン島移住に同意しなかった住民は先に逃がさないといけなかったが、ルソン島への船出も秀吉に気取られてはならないというハラハラした展開があったと思う。多分。
そして、燃え盛る堺の火を見て、淀君が
「滅びるときは、かくありたい」
という、有名シーン。
海から昇る太陽に向かって船は進んでいく。
「さらば、黄金の日日」
というナレーション。
うーん。
何しろ小学校の時に観ていたドラマなので、思い出補正や、脳内変更してるかもだけど、私の中の「黄金の日日」はそんなドラマです。
でも、もう一度観ようとは思わない。
まず、長過ぎて観る自信がない
そして自分の中の「黄金の日日」が壊れるのが恐いのかな。。。
そういや「真田丸」にも呂宋助左衛門が登場してビックリ。
しかも松本幸四郎(当時)。
「あ~年取ったな。助左衛門」
とシミジミ。
私も年取ったな。
と更にシミジミ
なので、「おすすめの歴史ドラマ」というテーマにはあまり合わない記事になってしまった。。。