御存知、三島屋変調百物語の九巻目?  です。

これで何話になるのかな?

あやふや〰️

ま、いいか。


図書館で予約して借りました~。

やはり4ヶ月待ちくらいでした。やはり人気の本なのか、貸出できる冊数は10冊。


聞き役が小旦那になって趣が変わりましたが、だんだんと板についてきたような?

先代の聞き役のおちかちゃんが、遂にご出産ということで、もう三島屋さんはヤキモキして、てんやわんやなご様子です。

さわりがあるといけないので、黒白の間での百物語は、暫くお休みするという念の入れよう。


とかなんとかでも、まあ「語り手」は現れてしまうんですけどね。


全部で四編が収録されていますが、私の好みは「自在の筆」です。

短いけど、一番こわい話でした。


その中で、本筋とは関係ないかもしれませんが、お弁当のエピソードが好きでした。

小旦那は、黒白の間で出すお菓子やら、お店の職人や店員のためのお八つとか調達してくるのだけど、どれも美味しそう。

田楽のために店にかよいつめたりと、けっこうマメなお方。というか、食いしん坊なんでしょうね。

今回は、小旦那がお店の縫い子さん達の休日用のお弁当を手配を頼まれるのだが、これが楽しそう。

お店の人達がこのお弁当を持ってお出掛けして、その辺で広げて食べる。それを周囲の人たちが見て、

「さすが三島屋さん、良い弁当持たせるわあひらめきラブラブ

と評判されてるとことか考えただけで、お腹いっぱいになりそう。


そんでお弁当屋さんが、後日お礼にやって来るんだわ。

頼んでいただきありがとうございます。と言うのもあるが、おかげさまでうちの弁当が評判になったと、いい宣伝にもかったと。

こういうあたりもなんか、こう、「いいわぁ」と思うの。


でも、一度頼んだお弁当屋さんは二度と頼めないんですって。

「まあ三島屋さんたら。また、同じ弁当屋使ってるわ。マンネリねえニヤリ

とか言われちゃうらしい。

江戸っ子、めんどくせえなあチュー


 

 



お弁当もってお出掛けしたいわ。