今回は、舞台の感想以外の覚え書きです。

このたび大活躍のイヤホンガイドですが、私個人にとっては少々使い勝手が悪いものです。
左耳がほぼ機能していない私としては、右耳にイヤホンを装着するしかないのです。
すると、イヤホンからの音声は聞こえるものの、外の音は耳詮をされている状態となる訳です。
両耳が聞こえていれば、左で外の音を拾えるのですが、それが出来ない。
イヤホンガイドは、「台詞を聞取りやすくする」という効果効能もあるのですが、いかんせん音質はよろしくない。くぐもったようなものに聞こえる。
台詞はもちろん、長唄、清元、常磐津、囃子の三味線、鼓、黒御簾音楽、やツケ、もろもろ鮮明な生の音で聞きたい。
「聞こえるだけ良いだろう」と言われるかもしれないが、聞こえる方の耳では、せっかくだから聞きたいのだ。
まあ、ならばイヤホンガイドを使わないで良いように知識、見識を深めれば良いのだがねえ。それが出来ぬ身の不甲斐なさよ。


最近、ながらイヤホンというものを手に入れた。
イヤホンからの音も、外からの音も聞こえるという謳い文句の代物だ。
安物なので、そこまでステキではないが、なかなかに便利。
これを使ったイヤホンガイドにならないかなあ?
うーん。でも片耳難聴の為だけだとすると、あんまり需要がないから無理かな。
スマホアプリを使ったBluetoothイヤホンガイドとかになればどうだろう?
いや、上演時にスマホの電源落とすからダメだわ~泣き笑い

とか、思ってたら、なんと!
耳を塞がないイヤホンガイド「耳スピ」なるものが、来月歌舞伎座限定でお目見えするらしい。

早速、予約してみました!!
楽しみです。