さて、昨日WOWOWで「シン・エヴァンゲリオン」を初めて観てみました。

全体的に「面白かったなあ」とあいう感想を持ちました。

それと、

「ああ、これって完結したんだ」

とシミジミしました。

だから、この映画単独で観た感想の「面白かった」ではないのかと。


私は、子供の頃から「エヴァンゲリオン」を観ていた訳ではなく、いい大人になって久しぶりに観たアニメーションが「エヴァンゲリオン」でした。

調べてみると、初めてみたのは1996年の正月でした。それまで放送していたものをまとめて正月特番(?)てな感じで再放送していた感じでした。

「なんか、わからんが面白いなぁ」

と、いい大人なのに観始めたら止まらんかったです。


まとめて観た後の話は、週一での放送を録画して観ました。

で、最終回でおばちゃんはポカーンとなってみました。

周囲に観ている人は、全くいなかったので、おばちゃんはおばちゃんなりに理解しようとしました。

巻いて巻いて、ぶっちぎって、ぶん回して、大団円的な雰囲気に帰着するのだな。とかなんとか思って、それ以上は考えることはありませんでした。


それが、二十年以上たって完結したことへの感慨というか、驚愕がありました。


結局、最初に観たときと同じ

「なんか分からんが、面白かった」

という感想しか持ち得ない自分が居ましたが、私としてはこれはこれで終わらせたいと思います。


イロイロ考察したり、人の考察をみたり聞いたりできるようになっていますが、深掘りするような気概は、私にはないです。

いい大人を通りすぎて、初老に突入している故なのかと、シミジミしてみたり、元々作品を深く考えるような性質の人間ではなかったのだなあ、、、とも思う今日この頃です。


「何となく面白い」

これが私の底で、限界で、生き方全体でもあるのだな。


と、再認識いたしました。