コロナ陽性になりました。

東京から、帰宅翌日のことだった。

これが、三年前であったなら、私はどうなっていただろうかと、つい考える。

我が市初のコロナ陽性者は、関東方面へ、とある興行を見に行ってコロナに感染したと、、、嫌がらせを受けて、住むところも、仕事も失ったという噂。

あくまでも噂だが。

異常な時代だった。


それから考えると、いまはまだいい時代になったと言えるのかもしれない。

むろん。

職場や家族、周囲に多大なる迷惑をかけていることには間違いない。

本当に申し訳なく、己に甘さがあったとも思う。

電車で三軒茶屋に行き、ホテルのある池尻大橋へ行き一泊。

帰りはそのまま地下鉄で東京駅まで行って、駅構内で弁当や土産を調達して帰る。

不必要なところに寄らずに行って、帰って来た。

自分なりにできる限り気を付けていたつもりだった。

だが、そんな経過や心がけなど、コロナ感染という結果からすれば、ゴミ芥のようなものだろう。


おそらくだが、ワンマンショーが終わった後にファミレスに数時間滞在していたのが原因ではないかと思う。飲食時だけマスクを外し、あとはマスクをしながら過ごしていたが、客のほとんどがマスクをしていない状況で食事をしたり、会話をして過ごしているのであるから、何の対策もしていないに等しいことであったかと思われる。

これまでも三郷や八王子で、飲食をしていたが、思えば今回程にぎやかな店ではなかったし、今回程滞在時間が長くなかった。

久しぶりに会ったベイベー友であり、大学時代からの友人として、つもる話をしてしまった。

今年は共通の友人を亡くしたりしていたので、亡くなった彼女についての話や、思い出話や、これからの生き方の話やらで、ついつい別れがたく、長く話をしてしまった。

話の内容については、今まで語ることのできなかったことを色々と話せて良かったと、今でも思う。

しかし、場所と時間をもう一寸気を付けるべきであったかと思う。

すべて言い訳にしかならないし、その時は充分気を付けていたつもりでも、ふりかえれば隙があった。

社会人としての自覚が足りないという批判も、そしりも、受けて当然なのだと思う。


月曜日から職場に復帰するのだが、何を言われても、どんな叱責を受けても、言い訳はできない。

そう思いながらも、今回、東京に行かない方が良かったという気持ちに、未だにならないことが、本当に罪深いことであるのかもしれない。


気は重い。

体も本調子ではない。

だが、誠意を精一杯見せなければ、職場に残れないように思える。


誰もがいつコロナに感染するか分からないと言われる。コロナ感染者への差別はやめよう、社会、会社、学校へ復帰する人を差別せずに迎え入れよう、、、などという活動が一時流行し、リボンなどつけていたこともあった。

しかし、「遊びに行った先で感染してきた人間」に対する風当たりは、「地元で日常生活の中で感染してしまった人」と比べれば、未だに強いものがあるというのも事実である。


そういった周囲の己への感情というものを、真摯にうけとめようと思う。

だが、一方でそういった針の筵に耐えられるだろうかと、不安もある。


さて、夜も更けてしまった。

眠れなくて、つい書き込みをしてしまったが、眠らねば。


おやすみなさい。

良い夢を。