ここ暫く体のかきむしりを我慢して、だいぶ肌がキレイ(爪痕、かさぶたがない状態)になってきた。
痒みもなくなってきて、
『良かった
』
』と思っていた矢先、母ちゃんが美容院に行くと言ってきた。
まあ、送迎要請だな。
連れていくのは、まだ良い。
美容院での加工が終わってから家に送る方が辛い。
①いつ連絡あるのか分からないのを待つのが辛い。
②美容院で加工されている間に母に命じられた物品(あちこち店を廻らないと揃わない)を買って、実家で軽く掃除を済ませて、他の用事を済ますのが大変で辛い。
③ ②をやりつつ、母の迎え要請の電話に一発で出ないとネチネチ言われて辛い。
④ ②で命じた物品がおもった通りに揃っていないと(帰り道でスーパーで買えるものを後回しにした)、母がタメ息ついてイチイチ文句ついてきて辛い。
⑤母の日になんかやらないと人格否定までしてきてイラつくので、欲しいと言っていたものを買って渡しても、③で電話にすぐ出なかった(車の運転中で出られなかった)ことに文句言うことに忙しくらしくて、流れでプレゼントにもケチをつけてきて辛い。
⑥帰宅して疲れて寝てたら、留守電が五件も入っていてイラついて辛い。
⑦そもそも美容院送迎の話をしてきた時に『これぐらいやりなさいよ』と、『ワタシ、あんたに何もしてもらってませんが』スタンスで母が命じてきたことを思いだしたら、また怒りが湧いて辛い。
そんなこんなで、気づいたら体をかきむしり過ぎて、背中や首、腰が血だらけになっていて笑った。
なるほど。
父は生前、母が出かける送迎をしていたが、
「いつ迎えにこいという電話がくるのか分からないので大変だ」(当時は携帯もなく、自宅待機でいなければならなかった)
と言っていたことを思い出す。
シミジミ。
母の日によせて。