「文句ばかりのごろつきども、不平のかゆみを引っ掻いて、かさぶただらけになりたいか」

(ウィリアム・シェイクスピア『コリオレイナス』より)

 

首や背中、腰あたりが痒くて痒くてたまらない。

昨年の夏あたりから続いている。

夏は汗湿疹かもしれないと汗ムヒを塗りまくり、冬になったら乾燥のせいかもとメンソレータムのヘパソフトを、風呂上がりにはニュートロジーナの高保湿ローションを塗りたくってきた。

だが、痒い。痒くて痒くて、無意識でも搔き、意識してても掻かずにおれない。

掻いて、掻いて、搔き壊し、私の肌はまさにボロボロだ。

掻けば掻くほど肌は悪化して、痒みはおさまるどころかいや増していく。悪循環だ。そういう理屈が分かっているのに掻くのをやめられない。

最初は、かぶれや乾燥だったのかもしれないが、今や己れで痒みを引き起こしているのだ。

 

そんなことを考えている一方で、私の中からささやきかける声がする。

「その痒み、ストレスのせいじゃねえの?」

まあ、それもあるでしょうね。

 

肌を爪で掻くというのも自傷行為のひとつなのだ。

肌を掻くことでストレス解消というか、ストレスから気をまぎらわせようとしている。

カミソリの刃をたてるよりは物騒ではないが、やらなくてもいいならやらないほうが良い。

なんだかんだで、結局自分が傷ついて、不快になっているのだから全くもって割に合わない。

 

それが分かっていても止められないのはもう依存性、病なのだろう。

 

ところで、最初の引用はシェイクスピアの言葉を知っていた訳ではなく、『クリミナル・マインド10』の中で使われていたから。

久しぶりに『クリミナル・マインド』みたいなあ。

リードがいて、ホッチがいて、ギデオンがいるのを新作でみたいなあ。

まあ、夢くらいでしか実現しないだろうな。うん。夢でもいいわ。

 

さて、とうとう(有料)配信が始まった『クリミナル・マインド  :エボリューション』ですが、、、

 

 

当然ですがホッチもギデオンも出ていません。 

が、なんと!!リードも出ていません❗

もうお馬鹿さんなの???

 

仕方がないので、ばくちゃんのリードコスプレでポッカリ空いた心の穴を埋めてみる。