「疫病が蔓延しているときに文明の舵を取るのは、
穴の開いた船の船長になるようなものだ」
（ジェニファー・ライト／著 『世界史を変えた１３の病』 Ｐ３０より）
さて、本日３１日は衆議院選挙ですね。
この話を始める前提としては、私は自民党の支援者でもなく、公明党支持者でも、立憲民主党支持者でもなく、すぐに名前が変わるけどＮＨＫの文字を頭いただくのは変わらない党の支持者でもなく、所謂無党派層という名の日和見の一群に属している。
というトコロでよろしくお願いします。
そして、あくまでも個人の意見です。
さて、今月、自民党の総裁選挙で勝った新総裁、実にハレバレと明瞭で、ハツラツとした、元気なお声であいさつをしておられました。
続いて、菅前総理のお祝いのあいさつ。
声は枯れ気味で、弁舌さわやかとは言えない話っぶり……思わず、ええ、思っちゃいましたよ。
「なんでもいいから、早く首相を変わってあげて！！」
菅前総理、大変、お疲れの御様子です。
72歳ですよ。
もう、充分働いたってもんだ。と、個人的には思ってます。
さかのぼること１年くらい前、安部何某が病気療養の為、首相の座を退いたのちに、前総理が選ばれた時、私はこんな時に首相にされるとは、この人はとんだ貧乏くじを引かされていると思いました。
世襲政治家一族をこんな時期に総裁にしないための工作だったのか？ などと、勘ぐってみたり、安部何某の官房長官やってた責任でもとらされてるのか、自民党の中ですげえ嫌われてんのかしら？……とか思ってみたりしました。
病気相手に、どこもかしこも丸くおさめることなんて、神でもなければできないことは明白だ。
（いや。できても、きっと神はやらない気がする。。。＊注＊ 個人の意見です）
どうせ首相になるなら、もっと安穏とした時期になりたいだろうに。
いや、もしかしたら政治家というのは、困難な時代にこそトップに立って、国を導きたい！、困難上等！！……とか思うような希少種族なのかもしれませんが。
或いはそういう英雄願望がなければ、（政治家の家に生まれてない人間が）政治家になんてなりゃしないのかもしれませんがね。
まあ、誰が考えても楽じゃないことは明々白々だったと思う。
緊急事態宣言出せば、「経済がまわらない」と文句言われ、解除したらしたで「新型コロナが感染拡大する～～」と抗議される。
それでも粛々と、外交ルート駆使してワクチン確保して、給付金ばらまいて、医療体制を守る為に、中等症の患者は自宅療養なんてまことにに理に叶わないことをきめたり、情況をみて（人の顔色をかんがみて）緊急事態宣言出したり、解除したりしなくちゃいけない。
、ワクチン接種が海外に比べて遅い、遅いとのの批判のなか、ワクチンを外交、コネクション駆使してかき集め、地方自治体の尻を叩き、ごりごり押して、押して接種スピードを無理くり加速させ、７割ほどの接種率にまで追い立てた。
だが、選挙直前で
「菅首相では、選挙を戦えない」
ときた。
挙句、新首相就任、即解散。
就任直前の御祝儀高支持率のうちに、さっさと選挙してしまおうということですね。
この、未曾有の世界的危機的状況に、
ドイツモ コイツモ センキョノ コトシカ カンガエテナインデヤンノ……
なんて、気分にもなっちまう。
やっぱし、世襲名門政治家一族を傷つけないという当初の目的も達成されて、コロナの新規感染者も減ってきている今日この頃、先のことは分からないけど、これは岸田総理が就任してから僅かの間に起きたことだ。
岸田新首相、素晴らしい。
岸田マジック！！
なんて、言いやしないと思うけど、まあ政治の世界は手柄の奪い合いだ。
それにしても、なんかね、
『やったことは評価せず。やらなかったことを責める』
という日本政治というか、世論というか、マスコミ二ケーション界の風潮は、どうにもうちのお母様のポリシーでもある。
菅前首相の扱われ方は、他人事とは思えない。
が、しかし、この私、菅前総理の支持者って訳では決してない。
断固として、ない。
最初に言ったとおり、自民党支持者でもない。
ただ、こんな危機的状況にある日本を、政権運営に不慣れで、与党のやることなすことに批判はするが、具体的な代案もだせないような人々に任せるのも不安だ。
じゃあ、お前がやればいいじゃね？
代案だせや。
と、言われそうです。
人のことを棚にあげて、批判めいたこと言ってる私ですよ。
ああ、矛盾。矛盾。
明日は、６時半から、１４時間拘束勤務です。
もう寝るくらいしか、私にはできない事実を抱きながら、、、
オヤスミナサイ。
さて、誰が穴の開いた船の船長になうのでしょうか？
乞う、御期待！！！
追記
「明日は～仕事」でなく、「今日は」ですたが、これは予約投稿という心づもりをわすれて、30日に書いたせいです。
14時間拘束労働おわり、白目むいてるとこです。
おやすみなさい。