いろいろ認識に誤りがあった。
夜爪の『親の死に目にあえない』というのは、
単に、『親の臨終に間に合わず、遅れて到着して、死んだ後の親の顔を見ることになる』ということではなく、
『親より先に自分が死ぬ』ので死に目にあえない、、、ということなのだとか。
親より先に死ぬなんて業腹だ。
犀の河原で石を積むのも、石を餓鬼に崩されるのも嫌なこった!
母のいない世界で生きてみたいので、それは兎に角、回避したいものだ。
そして、インド人が幽霊が出ると言ったのは、夜の笛と思い込んでいたが、夜爪のことだったことを思い出した。
なんか、爪に宿る神様だか何だかが離れてしまうので、悪いものを呼び寄せてしまう……とか言っていた気がする。
うん。気がする。
そして夜の口笛。
吹いてみようと思ったが、ひゅーひゅーいうばかりで、口笛、吹けなかったよ。ふ。。。
夜の笛で来るものは、蛇とか死人
とか、バリエーションがあるけど、まあざっくりと「悪いモノ」がやってくる感じ。
夜、笛をふくと楽しいことが起きるというのは、あまり聞いたことがない。
ただ、蛇は神の使いだとか、縁起がよいとかいう話もある。
蛇も持ち上げられたり、忌避されたりで、大変だな。
さて、「○○すると、悪いことが起きる」の迷信て、けっこうあるようで。
裏に、非科学的ではない、実際的な教訓が含まれていることがだいたいのようで、それを聞くと、ちょっとガッカリする。
では、「フランス料理のコースを逆から(デザートから)食べると死ぬ」(ふかふかさんから情報いただきました)
には、どんな教訓が潜んでいるのだろうか?
考えてみた。
デザートから食べると、胃腸に負担がかかるとか。
軽いモノから食べた方が、胃腸に良いとか。
最後に甘いものをいただいたほうが満腹感が増すとか。
はっ。それとも四国お遍路の逆打ちから着想を得たとか!?
うむ。
己の底の浅さが露呈する考察であった。