さて、我が社(と言っても、私が社長やっとります! という訳ではなく。私が所属していると言う意味です。念のため。。。)から新型コロナ感染者が確認されました。
初のことですので、やはりビックリ。そして、「遂に」という気持ちになりました。
やれるだけ感染対策をしているつもりでも、感染が絶対にないとは言えません。
ここで、
「どうせなってしまうなら、感染対策なんてやる意味ないんじゃね?」
とか、思う人はまずいないと思う。思いたい。
私の住む地域(県全体ではないです)では、人口10万人あたりの感染者がここ1週間で2人を超えています。
県からは、「警報」地域に指定されました。(さらに多くなると「特別警報」、「非常事態宣言(県独自)」、「非常事態宣言(政府)」となっていくそうです。ちなみに、「警報」の前が「注意報」、さらに前だと「平常時」です)
ここは都会ではないです。田舎です。でも、そうなんです。
改めて、感染対策を考え直して、まだやれることがないかと、模索しているところです。
感染のわかった人の仕事が企画部門で、不特定多数と接触する職種ではなかったので、接触者の特定がまだしやすかったようです。
その課は全員が休みになり、PCR検査を受け、今のところ全員が陰性ということが分かりました。陰性が分かったものの、明日までは引き続き休みになります。
職場の徹底消毒もされていますが、来週以降、仕事がどうなっていくのか不安はあります。
まあ、お盆なので、本格稼働は再来週になる訳ですが。
で、私はどうなのか?
というと、感染が確認された人とは異なる場所で仕事をしているので、その人からの感染という意味での影響はありません。
私の仕事は、接客メインなので、所謂不特定多数との接触が不可避です。
こういう現場で感染者が確認されたら、と考えると、とても心配です。
窓口職場での私たちはマスクするのが義務化されています。
おいでになるお客さまに義務はありません。
それでも、お客様のほぼ全員がマスク着用でおいでになります。
しかし、ごくたまにマスクをしてこられない方、マスクをしてきても、窓口に来たところで外す方がおられます。
指を舐めてめくったお札や、書類を出してくる方も、ごくごく稀にいらっしゃいます。
そういう時に、なんと言ったらいいのか?
そもそも、言っていいのか?
言わなくていいのか?
葛藤しています。
言ったら、失礼にならないのか?
いや、言わずにいたほうが、ご本人含め、周囲へのリスクを考えると、失礼なのではないか?
悩ましいです。本当に。
熱中症対策としてマスクをしていないのかもしれないし。
マスクが手に入らなくて、仕方なくしていないのかもしれないし。
マスクをしていると、呼吸がしにくくいようなご病気なのかもしれないし。いや、呼吸器関係の病気だったら、むしろした方がいいんじゃないのではないか。
いやいや、マスクは「感染しない」ためというより、「感染させない」ためだという話だし。だとすると、マスクすることが本人のためにならないなら、しない方がいいのか……な?
いやいやいや、もしも感染している人がマスクをしていなかったら、それこそ大変なことになるし。
どこかの国ではマスク義務化で、行政に殺害予告まで出て、義務化を撤回したと言うし。
いかなる時も、「(マスクをしない)自由」が侵害されてならないのかもしれないし。
でも、「マスクをしない自由」と、「人を命の危険にさらすリスク」を秤にかけていいものなのか?
「マスクをしろ」という命令は、できないかも。
へりくだって、
「マスクをしていただけますと、ありがたく思います」
「マスク着用にご協力をお願いいたします」
とお願いするのは、どうだろう?
しかし、それも慇懃無礼というか、失礼じゃないのか?
ストレートに、
「マスクをしてください」のほうがいいかも?
でも、やっぱりそれも偉そうに聞こえるということもあるかもしれない。
上から目線じゃないのか?
バカにしてるのか?
と、怒られるかもしれない。
いや、ここは怒られても、怒鳴られてもいいから、いうべきなのでは?
いやいや、マスクなしで怒鳴ったら、飛沫が飛散することを助長することになるだろうし、他のお客様にもご迷惑になる。
嗚呼、本当にどうしたらいの!?
……以上、マスクをしていないお客さんを目の前にした時の、私の心の内の葛藤例でした。
で、本日はお休みをいただいております。
体調不良とかではなく、お盆に出勤するので、ここらで休んで英気を養おうかと。
どんな英気や?
むむ。
ここ二日くらい調子(精神の方)、よくねえな。と、思っていたので、ひとやすみ、ひとやすみ。デス。
調子(精神の方)が悪いのは、いろいろ心配しすぎるからかしらん?
とか思っていたが、ここ2日ばかり朝の抗うつ剤を飲み忘れてた
ダメだ、そりゃ。
飲み忘れて分かる薬の効果。です。
やり忘れて分かるマスクの効果は、感じたくないものです。