会話、話をしていると、
時々、偶発的に
言葉尻に、言葉が重なってしまう
いわるゆ、被ってしまう時があります。
ある、専門家の方に、お話を聞く機会がありました。
あらかじめ、それなりの知識は、予習していきますが、
所詮、専門家から見れば、私は、素人、付け焼き刃、メッキです。
すぐに、はがれます。
きっと、悪い方ではないのです。
限られた時間の中で、一生懸命、
話をしてくださいました。
しかし、この方、
私の質問や、言葉、など、ほぼ、すべての言葉を
話し終わらないうちに、言葉の終わりを待たずに、
言葉をかぶせてきます。
「あっ、それはですね」
「そのことは、こういうことだと思うのですが…」
*限られた時間
*話す内容の多さ
*話すスピードの違い
*理解速度の違い
私の相づちまでに、言葉が、重なっていましたので、
途中、妙な萎縮感を覚えました。
「この方は、こういう話し方を日頃からされる方なのだな」
「性急な方なのだな」
終わる頃には、妙な、モヤモヤ感は、治まったのですが、
帰りながら、振り返って
少し、残念な思いがよぎりました。
知識も、こちらへの誠意も、これでは、伝わる内容までも、半減してしまいます。
傾向として、人は、
一生懸命に話したい時、
会話で興奮状態での主張、夢中になっている時、
我を忘れて主張したい時の弁明
など、
早口になったり、相手の言葉が終わる前に
自分の主張、話を始めてしまいがちです。
どなたでも経験があると思いますが、
言葉尻、言い終わらないうちに、話し始められると
言葉をかぶせられた方は、不満感が残り、
かなりのフラストレーションが溜まります。
「聞いてもらえてない」
「わかってない」
「言っても仕方ない」
と、感じてしまうのです。
会話が盛り上がっている時などは、
高揚感を増す効果もありますが、
特に、酒席で、勢い余って、つい反論してしまう場合など
いい終わりを待たずに、言葉を重ねてしまうと
時には、大げんかになってしまったりします。
夢中で、早口で、相手の言葉の終わりを待たずに、話すことほど
実は、思いの半分も伝えないのだと思います。
会話は、キャッチボールに例えられますから、
きちんと、受け取って返す
まだ届きもしないボールを、無理矢理取りにいったり、
バッドで打ち返すようでは、
成立しませんし、楽しめません。
大切な思いを伝えるのであれば、
やはり、フェアに、相手の言葉を聞き取ってから
自分の言葉で応えたいものだと、実感しました。
限られた時間の中だからこそ、大切にしたいものです。