「お金返して!」


金額が高額になれば別ですが、

特に、小額の500円だったり、1000円だったりすると


「社会人たるものその位の金額

あげたものだと思ってあきらめなさい」



そのくらいの事で…



そのくらいのことなのかなぁ…



もうひとつ


「あの本(CD)返して!」



これ、専門書だと高価だったり

絶版物だったら、もう、真っ青です



でも、言えないんです



「もしかしたら、明日返してくれるかも」

「そんなこと大したことじゃない」

「あの人は悪くないよ」



勝手な妄想がスタートしますが

現実問題、諦めきれません


心にささくれが出来てしまいます



実際に、お金の事を悩んでいた

クライエントのお話です



「たかられている」わけではないのですが

友人は少し金銭感覚が緩い方のようです



「ごめん、お給料日前でお金ピンチなの500円貸して!」

「小銭ないから、100円貸して」

「お財布持ってこなかったから300円貸して」



決まって友人が言う金額は100円単位

しかし、貸す彼女もそんなに裕福なわけではありません



手帳にいくら貸したのか、

いついくら返してもらったのか

きちんとつけて、収支をした結果、

1ケ月2000円近くのマイナスになったそうです



それもで、数カ月続けば、結構な金額になります


友人は好きだし、人間関係を壊したくない

でもお金は返してほしい

これからも、これが続くのか不安

第一、月に2000円程度で悩んでいる自分が馬鹿らしい

人間として未熟?etc


悶々とした日々です


カウンセリングを受ける中で彼女が気がついた事は


自分の大好きな友人が

自分の考える「お金に対して緩い人間であって欲しくない」

という願望があった事


貸す自分にも問題があったこと

貸す自分が偉くて、貸せない自分が社会人として未熟


小額なのに記録をしていた事がせこい?



彼女はカウンセリングを通してこれ以上に気がつく事があり

言いたい事を、伝えたい事を、何を言いたいのかを

伝える練習しました


そして、あるきっかけで、話したそうです


どのように伝えたかは、皆さんの御想像にお任せしますね

伝え方は決して一つではないので…

逆に皆さんだったら、どのように伝えますか?


ただ、現在もその友人との関係は全く変わる事もなく

また、友人のお金に関する緩い考え方は変わらないそうです


そこで、彼女は、友人用の

小さな小銭入れを持つことにしたそうです


小さなビーズで作られた携帯ストラップ型の小銭入れ


ここに友人用の1000円分の小銭を入れているそうです


それは、友人も承知の上で、ここに入っている金額迄は

いつでも貸してあげるそうです


しかし、彼女が補充しない約束


700円入っていれば、300円友人が借りている

だから、700円のまま


1000円使い切っても補充はしない

借りた本人が補充するまでは、

自分のお財布からも絶対貸さない、

貸してって言わない


という取り決めだそうです


お話をお聞きして、

楽しいような、不思議な感じがしました


この結果が良い事なのか、悪い事なのか

誰にも判断できません


しかし、彼女が伝えたかった事は

友人に伝わり、きっと、友人も彼女に伝えたかった

ことがあったのでしょう


答えは彼女の中に、そして友人の中にあり

二人の関係が保たれたまま解決策を見出したようです



カウンセリングの最後に彼女が私に伝えてくれた事は


「自分を大事に丁寧に向き合っていけないと

どんなに親しい間柄でも向き合う事が出来ない


親しい間柄になってしまうと、

慣れ合っている自分自身と同じで

距離感を測れなくなってしまうんですね」


何だか、改めて教えられた気分でした


「簡単にブログに載せてもいいですか?」

との問いかけに

「私達だとわからなければいいです」

と御快諾いただきました


特にお金はシビアです

小額だからと緩く考えていると

それだけで信頼を失ってしまいます


ちょっとの甘えが

実は相手の負担になっているかもしれない

気をつけたい事ですね


そして、負担に感じたら、

相手に伝える勇気が関係性を良好にするか

悪化させるかの鍵だと感じました



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