最初に断っておきますが、私は性差別反対派です。
題名に「本物の男」と書きましたが、そこに差別意識は全くありません。
さて、早速本題に入りますが、最近、私は赤坂アカ氏の「かぐや様は告らせたい」という漫画にハマっています。
「かぐや様は告らせたい」(通称「かぐこく」)は、偏差値77以上の秀知院学院で学年1位の成績を誇る
生徒会長の白金御行や万能型の天才である副生徒会長の四宮かぐらがどうやって相手に告らせるか頭脳戦を繰り広げるというストーリーです。
かぐこぐには、上記の二人の主人公以外にも、かぎやの近侍(ヴァレット)早坂愛やヒロイン藤原千花書記や伊井野ミコ等々と魅力的なキャラクターがたくさんいます。しかし、今回は裏主人公である生徒会の後輩、石上会計こと、「石上優」について書いていきます。
「石上優」
彼は所謂、「陰キャ」で生徒会の人間関係に刺激的な変化を与えてくれるおもしろい人物ですが、過去の事件から同級生からは嫌われています。
石上会計は中等部の時に「大友京子」という同級生がおり、当時から浮いていた彼に対して親切に接していました。
「大友京子」
彼女はやがて「荻野コウ」という彼氏ができますが、彼がかなりのクズでした。
「荻野コウ」
荻野が影で何をしていたのかについては詳細は描かれていませんが、おそらく女性が性被害に遭うようなことを企てていた彼の悪事を知った石上は制止する発言をします。
「中等部時代の石上」
それに対して、荻野コウは下のように話しかけ、「今日うち来いよ。」と誘います。
荻野の悪事を知った石上に対して、口止めをする為に彼女である大友京子を売ろうとしました。
それに対して、石上は怒って荻野を殴りましたが、その場面を同級生に目撃されてしまいます。荻野は口下手な石上を利用して、彼はストーカーだと印象付けて悪者に仕立て上げることをします。
大友京子は石上のせいで荻野コウに振られたと勘違いして怒りをぶつけてきますし、彼の言葉を鵜呑みにしたクラスメイトも非難の言葉を浴びせます。
しかし、同級生や親や教師たちに悪者扱いされながらも、石上は大友京子が被害に遭わない為に決して弁明しようとはしませんでした。
どうでしょうか?
私は彼こそが「本物の男」だと思います。例え、自分がどのような目に遭おうとも、善人である友人を守る為に矢面に立つ。まるで武蔵坊弁慶のような豪傑ではしね。現代の日本にこれほどの人物が何人いるかは分かりませんが、彼のような侍がたくさん増えれば良いですね。
ちなみに最後に石上は報われます。
「本当に賢い一部の学生」は石上はそんなことをする人物ではないと見抜いていました。
風紀委員会「伊井野ミコ」
「四宮かぐら」
「藤原千花」
「白銀御行」
彼らはしっかりと調査して真相に辿り着き、彼を映えある生徒会の会計としてスカウトします。
石上のような人物が一人でも多く生まれ、また、報われますように✨✨