今回は「長い手紙」について書いていきたいと思います。


    一般的に長い文章が書いてある方がしっかりしているように見えますが、実はそれはほとんど頭を使っていなくても書けます。

    フランスの哲学者、ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal)は、友人に宛てた手紙の中で興味深い事を書いています。彼は手紙の最後に時間がなかった為に長い手紙になってしまったことを謝っているのです。

    一般的には長い手紙の方がしっかりと考えたように勘違いしがちですが、それは十分な推敲が足りない為に無駄な言葉が多くなってしまいます。

    これは手紙だけに限りません。話が長い人物はしっかりと聴衆を意識した話の構成を考えていない場合が多いです。(極稀に話が長くても中身のある方もいますが、ほとんど例外と言える数しかいません。)

    もし、みなさんが多数を相手に文章を書いたり、話をしたりする場合は、パスカルの名言を意識するだけでも読者や聴衆に与える印象は異なるかも知れません。

    (本稿から外れますが、手紙の画像にフリーイラストの赤い羽根を採用しました。赤い羽根というと、神奈川県共同募金会以外にも、天使の羽根や最近、私が個人的に縁を深めていただいている朱雀(若しくは鳳凰)の羽根でもあります。みなさんにも素晴らしい幸せが舞い込みますように✨)

    それでは令和初めての新緑の季節🍀を楽しみましょう✨