今回は鳥山明氏の大ヒット漫画「ドラゴンボール」に登場する名脇役の「ヤジロベー」の処世術について書いていきたいと思います。
「 初登場のヤジロベー 」 物語に登場時のヤジロベーは孫悟空とほぼ同等の戦闘力をもっていました。
「 魔族・シンバル 」
バトル漫画ではよくありますが、主人公が強くなっていくに従い、敵たちのインフレーション現象が起きてゆき、やがてヤジロベーも戦力外になり、表舞台から消えていきます。
さて、物語が進んで地球に戦闘民族・サイヤ人が襲来してきた時のことです。
しかし、ここでヤジロベーがまさかの大活躍をし、大猿に変身したベジータの尻尾を切って窮地を凌ぎます。
勿論、ベジータには許してもらえずにボコボコにされてしまいますが、相手を殺そうとして失敗して謝って許してもらおうというヤジロベーの強かさは、ビジネスマンこそ見習うべきかも知れませんね。
「 初登場のヤジロベー 」 物語に登場時のヤジロベーは孫悟空とほぼ同等の戦闘力をもっていました。
「 魔族・シンバル 」
ヤジロベーは日本刀の使い手であり、魔族でさえも一刀両断できる腕を誇ります。
そして彼はなんとピッコロ大魔王の配下、魔族・シンバルを倒して食べてしまいます‼️
(因みにシンバルはおいしいそうです。)バトル漫画ではよくありますが、主人公が強くなっていくに従い、敵たちのインフレーション現象が起きてゆき、やがてヤジロベーも戦力外になり、表舞台から消えていきます。
さて、物語が進んで地球に戦闘民族・サイヤ人が襲来してきた時のことです。
孫悟空と死闘を繰り広げて傷ついたベジータは月を見て大猿に変身します。圧倒的な戦闘力の前に孫悟空は瀕死の重傷を負います。
しかし、ここでヤジロベーがまさかの大活躍をし、大猿に変身したベジータの尻尾を切って窮地を凌ぎます。
更に悟飯やクリリンと戦って弱ったベジータを背後から日本刀で斬りつけます。
なんていう男でしょうか?
ベジータの尻尾を日本刀で叩き切り、殺意をもって背中を斬りつけておきながら、今更謝って許してもらおうとしています。
これは心理学的に見ていくと、「自己呈示」(自分のことをごまかして相手に伝えることです。)の内、防衛的自己呈示(相手から否定的な印象をもたれそうなときに、印象を改善したり自分を守るために行う自己呈示)といいます。
勿論、ベジータには許してもらえずにボコボコにされてしまいますが、相手を殺そうとして失敗して謝って許してもらおうというヤジロベーの強かさは、ビジネスマンこそ見習うべきかも知れませんね。