「自分にないものや失ったものに目を向けるのではなく、今目の前にあるものに全力投球する」

これまでの人生、そして現在も、私はいつも前向きやポジティブだと言っていただくことが多い。

人生を振り返ってみれば、確かにこれまで、日本でも海外でも、そう言われてきたように思う。当の自分には、その自覚はあまりない。

ただ、根っからの世話焼きで、人からよく相談を受けるため、人がネガティブに陥る状況を目の当たりにする中で、少し見えているものはある。

私は、心の底から自分が今持っていないものや、失ったものには関心がなく、隣の芝生を青くも見えていない、ということだ。

これだけだと、半ば開き直っているかのようにも見えてしまうが、そうではない。

自分にないものも、これまでの人生で失ったものも多く自認しているのだが、それらをそうした時の「決断」には自信があるのだ。

公私問わず、人生とは決断の繰り返しであり、もっというと、取捨選択の連続だ。

「これは無くても良い、これは欲しい、これは必要」、然るべき時に自分としっかり向き合い、それらを「自分で」決めてきた。

だから、自分に今ないものに喘ぐことも、失ったものを憂うことも、ない。

それだけ、人生において、自分で決めることを、すごく大切にしている。

人生が思った通りにいかない時、今ないものについて、どんなに考えても、目の前の現実は一ミリも変わらない。そして、人や環境は簡単には変えられない。

変えられるのは、今の自分とそれらの言動がつくる未来の自分だけ。

だからこそ、現状打破、ブレイクスルーしていくには、まず自分で決め、自ら行動を起こし、自分自身が変わっていくことが大切なのだと思う。

突然のようだが、何のために、人は働くのだろうか。

働く理由は、人それぞれですよね。

お客さまのため、社会のために貢献するため。

自身が生きる上で、必要なお金を稼ぐため。

チームで、一人では出来ないことを成し遂げるため。

職場の人間関係の中で、帰属意識を持つため。

仕事を通じて、自身の承認欲求を満たすため。

同じ問いに対しても、回答者の数だけ、様々な考えや価値観がある。

それでも、会社では社員一丸となって、会社のミッション・ビジョン・バリューに則って、ともに成果にコミットする。

だからこそ、社員それぞれ異なる「自分が働く上での目的意識」を、「所属する組織が果たすべき目的」に紐付けて、どれだけ自分事にしていくことができるか、主体性を発揮させられるか、そんな視点で組織づくりを考えていくことが非常に重要だと思う。

せっかく働くなら、誰だって、ポジティブな気持ちで働きたいに決まっている。

それならば、自分ならではの、自分だけの特別な才能に目を向けて、上司もそれを存分に活用するマネジメントが、一番良いなとつくづく思う今日この頃です。

私のビジョン:
誰もがイキイキと働ける社会を創る

私のミッション:
一生涯、お客さまに感動していただけるような価値提供に拘り続ける

一緒に働くメンバーの強みが輝き、可能性を無限に羽ばたかせられるチームを創る

改めて、仕事が好きな人たちと働けるのは、私にとってとても幸せなことであり、

他人のために一生懸命になれる人は、キラキラしていて、とても魅力的だと思います。

4月に入り、多くの新卒社員さんたちのフレッシュな姿にとても刺激を受けています。

私も頑張っていきたいです!#