ご無沙汰しております。。
あっという間に2月も終盤に差し掛かっていますね今月本社が移転し、毎日昼夜スカイツリーの表情を確認しながら、仕事に勤しんでおります
月に一回でも自分の頭の中の整理のためにブログを書き続けようと思っているので、今日は久しぶりに執筆の時間を取りました
本当に、今では毎日ブログ記事を書いていたアメリカでの日々が嘘であるかのように、一日10分と既存のSNSを見なくなりました、いや、見る時間がなくなりました
その代わりに、最近見ているのは、遅ればせながら、最近ようやく新規にアカウントを取ったTikTokです
今の若者たちはTikTokを見ていますし、外国人同士でも動画だと言語の壁を越えやすく、且つYouTubeよりも一本一本短いので、
より繋がりやすい、という特徴がありますね
レッドオーシャンになりつつある他のSNSに比べて、まだ完全な素人でも動画コンテンツ次第でバズれる可能性があり、参入障壁が低いことも人気の秘訣だと思います
私がTikTokを見始めるようになったのは、もちろん自分がTikTokでバズりたい訳でもなく、
はたまた外国人と繋がるためでもなく、
「採用」に関わるコンサルティングのための研究なんです
SNS戦略を用いた採用活動というのは今や定番化しており、
特に一企業の社長や役員級のお偉い様方が、若者たちの間で流行っているようなTikTokの音源を使ってダンスしている動画や、
一企業の社員同士が大勢で仲良く踊っている動画から、新卒の学生や中途の求職者に、
なかなか通常の会社説明会や面接などでは感じ取って貰いづらい、
社内のリアルな雰囲気や風通しの良さをアピールする、という流れが益々加速しています
これから新卒の採用活動が盛り上がりを見せていくこのタイミングなので、この領域での支援にも注力すべく、研究をしています
最初、いや今もですが、世代的にどうしても、まだまだTikTokにハマりきれていない自分を認めながらも、
「今の流行り」を、はなから否定するようなことはしたくないし、やっぱりそれを「知る努力」をすることから見えてくるものって沢山あるなぁ、って思っています
情報過多な社会において、「自分の(見聞きする)世界」を狭めれば狭めるだけ、
自ずと受け入れられるモノの容量が狭くなっていく可能性が高いな、と思います
限られた時間の中で自分にとって未知なモノを遠ざけたり、敬遠するようになると、
例えば、今の若者の存り方や考え方自体を理解しづらくなり、自分たちの生きた時代の考え方や在り方こそが正しいと思い続けることになり、
世代間ギャップが大きくなる一方です
別にそれで良いという人は沢山いるのでしょうが、
ビジネスの世界では、これからの日本の未来を担う若者層の関心や熱意を無視するだけで、
大きな潜在顧客ターゲット層を失うことと同義なので、私はそこから目を逸らしたくないという気持ちが強いです
また、その一種の新世代文化に対するフラットな歩み寄りこそが、
社内における、若き社員の考え方への理解に繋がることもあり、結果として、円滑な社内コミュニケーションという文脈においても、
活かされることが多々あります
トレンドを追うのは大変ですが、トレンドを追うことで消費者の関心や消費行動が探れますし、ビジネスの流れが見えてきたりするので、全部繋がっていますよね
少し話は変わり、最近の私はというと、今月の辞令でグローバル事業部の責任者が主務となる形での、兼任扱いになりました(兼任というのは、以前から担当しているオーナー企業様の社外No.2としての業務との兼任という意味合いです)
既存の弊社グローバル事業を派生させる形での、新規ビジネスモデル、サービス構築に向け、商品設計から営業ツールの検討、集客、受注活動のあり方などやること、考えることは目白押しで、
まさに、「生みの苦しみ」に対峙しています
考えないといけないことが沢山あり、そのためには大量のインプットが前提となるため、
無限にある可能性の中から、沢山仮説を立てて、取捨選択しながら、まずは「やってみる」のです。
方向性が違っていたら、すぐに別のアプローチに切り替えるべく、他のやり方を試します
暗中模索ながらも、この繰り返しの中で、
「選択した道を正解にしていく」ために、
一つ一つ本気でやりきるということが、事業開発においては、非常に重要です
直近2年間アメリカで駐在妻生活をしていた私に入社半年でこのようなチャンスを与えていただいたことは非常にありがたいですし、
答えの見えない事業開発には、もちろん不安も大きいですが、
真剣に物事を考え、知見者の力を借りながらあーだこーだと仮説を立てて、効果検証して・・・というプロセス自体はすごく好きで、日々学びも大きいです
今、これまでのキャリアで初めて外国人部下を持っていますが、この経験からも学ぶものは多いです。
仕事を通じて、自分の周囲の人の人生やライフスタイル、社会経済を少しでも良くしていきたいものです
寝る時間も惜しいほどに時間が足りないと思う日々ですが、
引き続き、身体を壊さない程度に頑張ります